自分たちの代で滝高校ハンドボール部は7代目を迎えました。時折コートに来て、自分たちや後輩に技術や戦術を指導してくれるOBの先輩方や、グランドを開拓してくれた顧問と初代の方たちには、心から感謝しています。
中3だった当時、自分の目に映った先輩たちのプレーに圧倒的に魅了されました。入部してからもその大きな背中を追いかけることで必死でした。それは、先輩への憧れもあったけれど、何よりも自分にのしかかってくるこの部の伝統、そして勝ちたいと思う自分の意志から自然とそういう姿勢になったのだと思います。部全体で意志を統一し、全員で同じ目標を目指したことが、今日の滝高ハンドボール部の強さに結びついていると思います。
ハンドボール部での3年間を通して、辛い思いも、うれしいこともたくさんありました。そして、何より自分のためになったのは、高校生という大人と子どもの間の時期に、体当たりでぶつかってくれる顧問が常に自分たちの存在を明確にしてくれたことだと思います。間違いだと思うこと、正しいと思うこと、それらを言い合える仲間がいて、顧問がいてくれたから、ただ、ハンドボールの技術を得るだけでなく、自己形成がしっかりできました。
残念ながら、自分たちの代ではよい成績を出せないまま引退することになりました。今まで自分たちの道を照らしていたものがなくなったようで不安ですが、これから先の道は自分が開拓するものだ、ハンドボールを通じてそう教わった気がしました。
これからも滝高校ハンドボール部は高い目標を持ち続けるでしょう。そしてそのための過酷な練習に耐え、心身ともに鍛えられたたくさんの後輩たちが、伝統を引き継いでより強い部にしてくれることを楽しみにしています。