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顧問の練習日記です。

2010/2/16 (Tue) どろくさく
 受験を終えた3年生も参加して、グランドで練習。昨日の雨の影響でぬかるんだグランド。みんなが泥だらけになりながら、ボールを追った。よくいう「泥臭いプレー」は粘り強いプレーの代名詞だが、今日は、みんなが泥臭いプレーをした。ぬかるみに注意し、ころんでもすぐに這い上がった。今日の練習がいい環境で行えたとはいえないが、こんな環境でも練習しているということは自信になる。次は負けられないデスマッチ。泥臭いプレーは負けないために必要なプレーだ。
2010/2/14 (Sun) まだまだやるべきことは多い
 平成21年度の公式戦はすべて終了しているが、我がチームのみならずたいていの高校チームが1年間の総決算と位置付けて戦う総体予選にむけての準備に取り掛かっている。先日の大会では、チーム結成当初の目標の1つを達成することができたが、本戦では果たしてどうか?まだまだ地力をつけなければならないチーム状況である。いやむしろ勝利を盤石にするためには、ここからのほうがやるべきことは多いのかもしれない。テスト期間まで約2週間。まだまだ果敢にチャレンジ。
2010/2/13 (Sat) 昇るための条件
 優勝のご褒美というわけではないが、高校チームは休養日。午前中、グランドで中学生のプレーを見る。1・2年の経験を積んでそれなりに身のこなしはうまくなってきているが、そのレベルでもミスは多い。ノーマークの選手は見えているものの思ったところにボールが運べない。午後からは、東海大会の運営協力及び観戦。勝ちあがっていく古豪チームの選手には、中学時代に裏付けられた基礎があり、そこから多くの技が引き出される。チームの戦術や組織力も勉強になるが、勝ち上がるにはまずその基本的動作が必要不可欠だ。そして、戦局観を持つ選手の育成も重要。まだまだ練習しなければ。
2010/2/11 (Thu) 自信を力に
滝28(16-1,12-6)7西春
滝26(10-6,16-14)20一宮南
滝18(10-10,8-7)17津島東

 できなかったことをできるようにする。失敗しても何度でもチャレンジを続ける。努力を継続することの尊さを改めて知る。
 チーム結成当初から苦杯をなめ続けた。仲間の離脱などチーム運営でも苦しいときもあった。それゆえに今日の勝利は、わがチームにとって本当に価値ある勝利であった。
 中学時代から知る現チームは、中学時代に結果が出なかったせいか、少し自信なさげなスタートだった。しかし、今日の勝利で、過去を払しょくし、自信を持ってプレーをしてよい。それがさらに力を増すことになる。
 さあ、4月の総体予選。よきライバルが待ち構える。しのぎを削り、己を磨く相手がいるこの地区に感謝。互いに切磋琢磨をし、最後の決戦で最高の戦いをしたい。そのための戦いの日々はまだまだ続く。

平成21年度一宮・尾西地区ハンドボール競技会
優勝:滝高校
準優勝:津島東高校
3位:起工業高校
4位:一宮南高校
5位:五条高校
6位:西春高校
 
2010/2/10 (Wed) チャレンジし続ける
 生徒は入試後の休日。公務の間隙をぬって、わずかばかりの練習。明日、目標に向かっての試金石となる試合がある。これまで3度挑戦し続けてきたが、明日は、挑戦権を得るまでの戦い、そして決戦が待ち構える。とにかく、守りに入らずチャレンジし続けること。それだけを望む。
2010/2/8 (Mon) 準備
 滝中入試と滝高入試の間の日で、今日は生徒家庭学習日。校務の合間を縫っての練習。比較的まとまった時間練習できるのは非常にありがたい。シード権や上位大会はない大会ではあるが、プライドをかけた決戦の舞台に向けて準備をすすめる。
 明日は高校入試のため、練習はできないが、自宅でできる準備に期待する。
2010/2/7 (Sun) 次へ
予選リーグ
滝24(10−2,12−5)7一宮工業
滝26(12−4,14−6)10美和
滝28(16−4,12−5)9佐織工業

3連勝で1位リーグ進出。全員ハンドでもチーム力を落とすことなく勝利をおさめることができた。
さあ、次が決戦。リーグ戦でも取りこぼしは許されない。そして、その先の優勝まで気を許さない。
2010/2/6 (Sat) チームの目標
 午前中は、補講のため平常授業が行われる。滝中入試にむけた全校一斉の準備のあと、小雪が舞い凍てつく寒さのグランドで練習。頬が凍り鼻水や涙がでるような寒さの中での練習は過酷を極める。しかし、それでも、練習するのはチームで掲げた目標があるから。成果はすぐに実を結ばないかもしれない。しかし、きっと、この先今日の日の努力が報われる日がくるだろう。まずは、明日からの大会、プライドをかけて戦う。
2010/2/5 (Fri) 自己評価
 グランドにつくと、すでにランニングが始まっていた。会議で顧問不在であった昨日、久しぶりにグランドにあらわれたOBにも喝を入れられたらしい。自分たちだけの練習をどうするか。それでチームの結果はかわる。自分の評価をどうするか。そこには主体的な目的への意志がなくてはならない。監督に言われるからではなく、本当に勝ちたいという強い思いをもつこと。そしてその思いを全員が共有すること。
 意識の少し変わった今日の練習は引き締まったものであった。優勝まで持続すること。
2010/2/4 (Thu) 登っていく
 暦では二十四節気の「立春」。この日から春がたつということは、この日が1年のうちで一番寒いそうだ。寒い日が続いているが、それに打ち克つ精神性も戦う上では重要な要素。下っていくのは簡単で楽だ。登っていくのは、つらく時間もかかる。スポーツのよさはその上を目指す過程にある。これから日一日と春が近づく。目標達成の春にしよう。
2010/2/3 (Wed) 引き締まる
 冷え込みが厳しくなった。グランドにも一昨日の雨も残る。グランドの補修後、いてついた手でキャッチボールを始める。過酷な環境での練習。しかし、身につくものも多いはず。気を引き締めて、明日も。
2010/2/2 (Tue) 大切なもののために
 昨日の雨のため、グランドは使用できず。急遽、ランニングメニューに変更。大会が近く、この時期にボールが扱えないのはつらいが、コートの外で両面テープを巻いてキャッチボール程度の練習をする。大切なもの(=優勝)のため、1日1日を大切にしたい。
2010/2/1 (Mon) 春眠打破
 月がかわった。寒い季節もあと数日。春の来ない冬はない。桜は、この冬の寒さで目を覚まし、美しい花を咲かせる準備をするという。
 今日も雨のおかげで寒い一日となった。その寒さをやぶって動こうとする意識が目を覚ます。明日からまた準備を開始しよう。
2010/1/31 (Sun) 努力に勝る天才なし
 とある施設で見つけた言葉。アスリートの数々は常に「努力」をいう。どんなに能力のあるものも努力なくして結果を残すことはできない。それほど努力は普遍的なものなのだろう。下るのは楽だが、登るのはきついししんどい。しかし、上へ上へ昇ろうとする過程こそが努力。その結果を示せる場も来週ある。上へ目指して努力する1週間が始まる。
2010/1/30 (Sat) ピンチをチャンスに
 学園全体で行われた模試デー。学年間の教科数の違いから、今日も高1・中3の練習。代理主将のもと「新チーム」も練習風景はさまになってきた。
 しかし、チームにとっては残念なこともあった。非常に心が痛い。しかし、ローカルな大会とはいえ、勝者を決める大会は目前に迫っている。この困難を乗り越えて結束力を強めるチャンスに変えていきたい。
2010/1/29 (Fri) リーダーシップ
 通常の5限(65分)終了後、高校2年生は模試が行われたため、今日は高1・中3の「新チーム」メンバーの練習。例年はスキー実習中にも行っているが、わずかな機会でも貴重な経験になる。人をまとめ、引っ張っていくっことは意外と難しいということが分かるだけでも成果はある。リーダーシップはチームを救う。全員がリーダーシップを持ったチームは、強い。
2010/1/28 (Thu) 日々こつこつと
朝からの雨でグランドでの練習はできず。ランニングメニューで汗を流す。何気ない1日だが、わずか数センチでも勝利に近づくことを考えたい。日々コツコツがやがては大きな成長となる。明日は天気も回復。さらなる成長を目指す。
2010/1/27 (Wed) 感覚をつかむ
 昨日とはうって変わって少し寒さも和らいだグランド。半そで姿の選手もコートを駆け回る。日々同じような練習メニュー。実戦に近い形に近づけ、ポイントを整理する。日々わずかだが成長の兆しも見られる選手もいる。進歩する選手は再現性のあるプレーができるように。その感覚を反復練習でつかむ。
2010/1/26 (Tue) 優勝目指して
 本日は一宮・尾西地区ハンドボール競技大会の理事会があった。今年で17回目を数える大会で、我がチームも創部以来参加させていただいている。先の新人戦県大会でも男女合せて尾張のチームは5勝をあげることができ、この大会の趣旨も実現されつつあるように思う。互いに切磋琢磨することで地区全体のレベルが上がれば、自チームの力も向上する。優勝を目指して全力を尽くす。そのステージにも感謝して。
2010/1/25 (Mon) 継続する
「楽しいことは長続きする。好きなことは長続きする。気持ちのいいことは長続きする。そうでないことは、どんなに強制されても結局は続かない。五木寛之(作家)」

ハンドボールも勉強もそこに楽しみをみつけてみよう。継続すれば力がつき、力がつけば楽しくなる。1週間が始まる。楽しみを見つける。
2010/1/24 (Sun) 辛抱も
 スカイホールでは、チャンピオン大会が多くの関係者や観客を集め、華やかに試合をしていたが、先週早々と敗退したわがチームは、練習にいそしむ。会場の雰囲気や他チームの研究など学ぶべきことも多いのだが、次への切り替えという意味も込めてだ。春は現2年生にとっては後がない。後悔だけさせたくない。この先もやりたいことを辛抱することもあるだろう。それもすべてチームの勝利のため。それのみを求めてこの冬にまだ蓄える。
2010/1/23 (Sat) 試合のような練習
 大会期間は続く。4強は今日も公式戦で緊張感を持った試合を経験している。追うべきわれわれもそれなりの緊張感を持った戦いをしなければ、試合で通用する底力をつけることはできない。4月5月までは長いようで短い。集中した練習を日々心がけたい。

男子 4強リーグ結果
○愛知-桜台●
○東海-岡崎城西●
2010/1/22 (Fri) こつこつ
 雨は降らなかったが、グランドは乾かず。冬場の練習は非常につらい。半面だけを何とか使用できるようにし、シュート練習のみを行う。どんなに短い時間狭い場所でもこつこつと技術を蓄える。しっかり根を張れば大きな実がなると信じて。
2010/1/21 (Thu) 先を見据えて今から
「じっとしていれば、つまずく心配はない。足を速めれば速めるほど、つまずく可能性は大きくなるが、どこかにたどり着く可能性も大きくなる。」 

4強の戦いは続いているが、われわれは次を見据えれる。春こそ、結果を残す。
2010/1/20 (Wed) トライしてみる
 昨日大会後の初練習で、この時期の課題を提示した。練習時間が極めて少ないため、すぐに上達できるわけではないのだが、昨日の意識付けで少し変化の兆しも現れた。失敗することもあるだろうが、まずはチャレンジしてみることが大事だとつくづく思う。現状維持は後退の始まりなのだ。自分を変えて、チームを変える。春には笑顔があふれるように。
2010/1/19 (Tue) 意識改革
 今日から総体に向けて再スタートを切った。目標とする総体尾張予選、そして最後の総体県大会までは、3〜4ヶ月あるが、それまでに強化すべきポイントはいくつかある。一番大切なのは意識を変えること。善戦であっても勝負の世界は厳しいもので、酷な言い方をすれば今回も目標達成はできていない。であるならば、これまでのチームのあり方をさらに高めていかなければ、他のチームも強化してくる最後の総体では、その差を埋めることはできない。勝てるチームに成長する。
2010/1/17 (Sun) 次はこの舞台で
 県大会2日目。ここに進むのが、今チームの目標。かつては、夢のまた夢の舞台であったが、3年生がこじ開けた風穴で後輩にも少し手ごたえをかんじていてくれれば、夢ではなく手の届く実現可能な到達目標となる。
 そこに至るまで4月5月までの1日1日を大切に過ごしていくしかない。千里の道も一歩から。

2日目の結果

○愛知VS大同●
○東海VS星城●
○桜台VS春日井南●
○岡崎城西VS春日丘●

決勝リーグ
○愛知VS東海●
○桜台VS岡崎城西●
2010/1/16 (Sat) 手ごたえと決意
1回戦 滝28(14-8,14-8)16知立

2回戦 滝19(11-12,8-13)25岡崎城西

 残念ながら、今回も目標達成はならなかった。試合後には悔し涙もあった。スコアを見れば6点差が開いてしまったが、後半残り10分までは17-18と必死で食らいついていった試合展開であった。個々の能力の地力の差はあるが、総体でのベスト8への手ごたえはあったのではないか。
 しかし、どのチームもここからチームをしあげてくる。我々も今一度決意を固めて再スタートを切らなければならない。過酷な道であることは承知の上、目標達成に向けてさらに前に進む。
2010/1/15 (Fri) チーム一丸
 新人戦予選の日から約2ヶ月。休むまもなく明日のために準備を進めてきた。今日はグランド練習ができるかという淡い期待もあったが、2日前に降り積もった雪はそれを許してくれなかった。しかし、みんなで手分けして、グランドの修復に努めた。思い返せば11年前の夏、同じようにみんなでグランドを開拓していた。練習する場所すらままならないところからスタートした。今、練習できることに、県大会に出場できることに感謝しなければならない。そして、その感謝の思いをチーム一丸となって全力を尽くすことで形としていかなければならない。100%の力が出し切れるかどうか。一人ひとりが各自の持ち場で全力を出し切ろう。その思いがチームをさらに強くする。勝つぞー。
2010/1/14 (Thu) 勝ちたいなら
 寒い日が続く。しかし、大会日程は待ってはくれない。与えられた環境でせめて自分たちのベストのコンディションで試合に臨みたい。掲げた目標があるならそれを達成すべく努力する過程が次への力にもなる。でも、まだやれることはある。やるべきことをすべて出し尽くそう。まだ、やれる。
2010/1/13 (Wed) 雪にも勝つ
 朝からの雪で一面白銀世界へ。グランド状態は大会まで絶望的。しかし、何とか工夫すれば体を動かす練習と頭を働かせる練習はできる。天候は変えられない。気持ちは変えられる。勝利という目標に向かって、折れない心をつくるチャンス。明日も立ち向かう。
2010/1/12 (Tue) 一体感
 連休があけていよいよ県大会の待つ週をむかえた。高2生はテスト前のため休日。高1中3で試合前の戦術確認をする。個々の能力があっても活かす場所がなければ絵に描いた餅。能力を活かすためには、その戦術を理解することが必要不可欠だ。こうした頭を使うトレーニングを怠ることは練習時間の少ないわがチームにとっては致命傷。残り時間を勝利に近づけることにつぎ込んでほしい。
 ラグビー・ニュージーランド代表のオールブラックスは、戦いの前、ハカとよばれるマオリ族の民族舞踊で相手を威嚇する。大学ラグビーでは、決戦の前に涙を流しながらフィフティーンが球場をかける。チームの一体感に技術はいらない、今すぐできること。これも勝利に近づく要素となる。
2010/1/11 (Mon) まだまだ伸ばす
 大会前の休日を使い切った。高2はこれから宿題テストもある。なかなか思うような練習時間を確保することは難しいが、できる範囲で貪欲に練習に励む。冬の大会は、まだまだ安定感を持ったチームは多くはなく、勢いで勝利を手中におさめることも、また手放すこともある。伸ばす要素としては、その勢いを手繰り寄せられる精神性にあるように思う。追い風が吹いてくれるような生活を心がけよ。
2010/1/10 (Sun) 知力も結集する
 定期考査1週間前には、部活動も休止し試験勉強に集中する。テスト前日にはさらにペースを上げて臨むであろう。大会まで1週間をきった。そう、今が最もチームの仕上げに大切な時期だ。オーバーワークやけがは禁物だが、知力を使い、1点でも多くとり1点でも少なく失点を抑える方策を作り上げていかなければならない。持てる力を結集する。明日も成長の日に。
2010/1/9 (Sat) あと1週間
 無事にスキー実習から帰校した。2年生はスキーを満喫したことと思うが、この4日間で当たり前だが、県大会までの日程は刻一刻と迫ってきている。気持ちをしっかり切り替えて、できうる限り、残された時間を最大限使いたい。目標を再確認。明日から再スタート。
2010/1/5 (Tue) 健康に感謝
 正月気分も払拭され、今日高校2年生の始業式が行われた。昨年は新型インフルエンザに振り回された1年であったが、無事にほぼ全員が揃い、予定通りスキー実習は実施される。本日の挨拶で何度健康のありがたみを感謝されたことか。4日間の行程でも健康で無事に帰ってこられることを祈る。そして、100%力の出し切れるチーム状況で県大会を迎えられることを願う。健康であることに感謝しつつ、自覚ある行動を1.2年生ともにとることを切に願う。
2010/1/4 (Mon) セルフコントロール
 勝利には、気力や技術も必要だが、体力やスタミナも必要不可欠な要素だ。年が改まり、今後(毎年)突きつけられる課題にこの体力維持がある。4日間高校2年生がスキー実習に出掛けるため、練習から遠ざかってしまうためだ。シード権のない今大会は目標達成のためには必ず1日で2試合戦う体力が求められる。持てる力の五分ほどの戦力では後悔もしようがない。戦いの準備をするうえでは、限られた時間のなかで相当意識してその維持向上に努めなければならない。心を鬼にして取り組め。自分に負けない強い心がその肉体を支える。
2010/1/3 (Sun) 2010スタート!
 恒例のOB会で2010が幕開け。今年の抱負を部員が語る。控えめな抱負もあったが、新年の計は元旦にあり。大きく構えて躍進の年にしていきたい。目標に向かって、今年もひた走ろう。
2009/12/31 (Thu) さらに飛躍の年に
「変革」の2009年がくれようとしている。滝高ハンド部にとっても飛躍の1年であった。
 しかし、例年のことであるが、未だ戦いのさなか。新年にある大きな戦いの場にむけて、心の準備は進めてもらいたい。現2年生においても年が明ければあっという間に時間は過ぎる。このメンバーとともに汗を流せるのものこりわずかとなる。2009年以上の飛躍の年にできるよう、祈念して新年を迎えたい。
2009/12/28 (Mon) 集中のしどころ
 年始のスキー実習(修学旅行)を計算にいれ、年末だがチーム強化を目指す。戦う舞台は決勝リーグ以外はトーナメント戦。勝ち負けは一発で決まる。そのため、主導権を握る立ち上がりは重要な時間帯だ。また、1,2点を競う終盤も余分の飛び出しやミスが命取りになる。勝負を決めるここ一番の場面では、集中力が必要。その集中にも仕方があって、チームの役割、戦術、セオリーを理解すればおのずと集中が増すことができる。勝負には集中力が不可欠。そのためには戦術の浸透を。そのためのコミュニケーションがますます重要。
2009/12/27 (Sun) 戦術よりも大事なもの
 日曜日でも今日は特別授業の最終日。午前中の授業を終え、午後からグランドで練習。今日も太陽に助けられ、穏やかな天候の中で練習を行うことができた。
 3日間、中学3年生の新入部員から推薦で先に大学を決めた高3生まで幅広い年代で練習をすると、身につけた技術の差が顕著となる。とくに基本の基本が身についていないと、ミスを誘発するだけでなく、創造的なプレーもうまれなくなる。
 チームの戦術は大切だ。しかし、そこにいたる基本の基本もチーム強化には必要条件であるように思う。組織も個人も自転車の両輪、ともに鍛えよう。
2009/12/26 (Sat) 練習の力
 今朝方の雨も回復し、午後からグランドで練習。太陽が見え隠れするものの比較的12月としては暖かい環境で練習できた。練習メニューは「特別授業バージョン」で基礎から応用までを取り入れて実施、ホップ、ステップと言葉のように、初日よりは2日目と進歩の過程があるように思う。特に空間認識を必要とする動きに関しては味方同士がぶつかり合うことも少なくなり、「練習効果があったなあ」とわずかな成長をうれしく思う。
 すぐに結果がついてくるわけではないであろうが、練習しないと上手くはならない。ならば、こういうときこそ書き入れ時。練習あるのみ。
2009/12/25 (Fri) 理を追求する
 特別授業後の午後、12月にしては寒さも緩み、穏やかな天候の中、グランドで練習。大会までの時間は、刻一刻と消化されていくが、あきらめない精神で1点でも多くとり、1点でも多く守ることで活路を見出したい。そのためには、「いけいけ」ではなく、理を追求していくことが求められる。理は再現性があるからだ。明日も理を追及する練習がしたい。さえた頭を期待する。
2009/12/24 (Thu) クリスマスイブの贈り物
 今日から午前中の特別授業がはじまった。27日まで続く。
 1月16日にターゲットを絞って、チームの強化をはかるが、うまくいくことばかりではないことが、練習を通じてわかる。自信を失うのも怖いが、慢心はさらにこわい。自信を失いそうになったなら、練習して取り戻すことができるからである。その向上心を与えてもらった。
2009/12/23 (Wed) 土台は人間
 技術指導もままならないが、上達の必要条件は人間教育だとつくづく思う。細かな生活習慣指導や規範意識、身に付いていそうでまだまだであったり、逆に感心させられるものもいたりと、同じ時間を過ごしていても吸収する個人の感度は異なる。しかし、根底には「勝ちたい」「負けたくない」という思いが必要で、主体的に学ぶ姿勢を持てさえすれば、おのずとそれらをみにつけ成長してくるように思う。
 やはり、チームの土台は個人、個人の土台は人間性、そう実感した1日であった。教師や指導者という職業は本当に奥が深い。
2009/12/22 (Tue) とにかく考える
 インフルエンザに振り回された感があった2009年の2学期の締めくくりの終業式も午前中授業ののちに行われた。昨日までの寒さも若干和らぎ、日の暮れかかった夕暮れから練習を始めた。
 昨日までとは少しメニューを変え、より実戦に近い形にした。要求する基準も上がるが、コツさえつかめばうまくいくプレーも多くなる。闇雲に突進しての成功は、失敗に同じ。考えた上での失敗なら、『「失敗」と書いて「せいちょう」とよむ』ことになる。どうやったら勝てるのか、勝つための方策は何か。どうやったらうまくいくか。今、考え時。
2009/12/21 (Mon) 言い訳はしない
 強い者は言い訳はしない。寒さ、体調、ジャッジ、不利となる環境はいくつかあっても、己の問題としてとらえ、克服しようと試みる。弱い者ほど、よく吠える。この厳しい環境を己を試すチャンスととらえ、己の魂を磨いていこう。
2009/12/20 (Sun) 年末の締めくくり あと10日
 はやいもので2009年もあと10日。授業は27日まで続くため、まだまだ一息という雰囲気はないが、街ではクリスマスや年末のムードが漂っている。
2010年1月16日にかなえるべき夢。とてつもない大きな夢なのかもしれない。

あなたが現状を変えられる唯一の人間だ。
あなたの夢が何であれ、それを追いなさい。
You're the only one who can make the difference.
Whatever your dream is, go for it.
(マジック・ジョンソンの言葉)

残された時間をつぎ込む。寒さにも負けない。
2009/12/19 (Sat) 世の中には上には上が 向上心ははてしない
 目標に向けての道程では、いくつかの壁が立ちはだかる。自分たちがこれでつかんだと思ってみても、さらにその上は世の中に五万といる。ゴールにたどり着いたと思ってもそこはただのスタートラインであったりする。勝ち負けの厳しい世界では、自分の存在の小ささが痛いほど己の心を突き刺す。その痛みを大切にしたい。それを向上心に変え、さらに先に進んでいけばよい。
2009/12/18 (Fri) 自分の定めた目標のために
 寒さが体に突き刺すようになった。それでも汗がほとばしるほど走る。少しでも目標達成に近づけるように。
 高校生の青年期は、外部の誘惑や己の内なる欲求も多い。しかし、それにも打ち克って己の道をさぐることこそに成長や尊さがある。手を伸ばせば手に入るものなど、あっという間に消え去る。心に刻まれた強い思いは、人生の指針として、困難に直面してもぶれることなく自分を支えてくれるであろう。
「人生は道路のようなものだ。 一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。」
 長いつらい距離だが、その目標のため、明日もチャレンジ!
2009/12/17 (Thu) 努力してこそ
 面談日の午後、厳しい寒さのなかでの練習が続く。昨日と同メニューを行うが、やはり練習すれば目に見えて上達する。一定レベルまでの上達は早いかもしれないが、その先に進むには努力しかない。

『「一体どれだけ努力すればよいか」という人があるが、 「君は人生を何だと思うか」と反問したい。努力して創造していく間こそ人生なのである。』

ある格言の書物で見つけた言葉。そうだ。努力こそが人生だ。
2009/12/16 (Wed) 寒さにも克つ自分にも克つ
 寒さが厳しさを増してきた。ボールを握る手も痛々しい。しかしそれでも練習し続けなければならない。われわれには達成すべき目標があるからだ。1%でも望みがあれば、その可能性を信じて戦うことがチャレンジャーである我らの使命。これに克ってこそ、真の実力が手に入る。
 厳しい寒さだが、午後わずかに増えた練習時間はありがたい。有効に使うべし。
2009/12/15 (Tue) 走りながら
 今日までは平常授業。全員が揃い、オールコートを駆け巡る。今年の冬至は12月22日の予定で、それまでは日照時間が短くなるため、1時間程度の短時間練習しかできない。とにかく、1時間は走り続ける練習メニューを組む。ただ、体力をつけるためではない。技術やかけひきを身につけるには走りながら状況判断し考えるしかない。技術と体力、両者の獲得を目指せ。
 
2009/12/14 (Mon) 日常生活から
 12月の寒い月曜日がやってきた。また一週間が始まる。年の瀬の気ぜわしい中で、今週もしっかり準備を進めていく。予定をみれば、3日間の面談週間もあり、少しは練習時間も延びそうだ。それでも絶対量は足りない。それを補う集中力が必要。気持ちをこめて一週間をはじめよう。
2009/12/13 (Sun) 悪習を振り払う
 同じことを繰り返していると身に着くものがある。練習はそのためにしている。しかし、刻一刻と状況の変わるコート上では、その習慣がとくに災いすることもある。そんな時は、やはり「知恵」が必要になる。ボールがサイドラインをわるとき、リバウンドボールの見極め、ラスト数分の局面、頭を使うことはいっぱいだ。知恵・勇気・節制・正義はギリシア哲学者プラトンの述べた4元徳。知恵(ゲーム判断力)が勇気(プレッシャーとの戦い)と節制(感情のコントロール)を制御したとき、正義(勝利)が訪れる。
2009/12/12 (Sat) 勝利への肉食系
 中日新聞の人生のページに「交通ルール 守るあなたが守られる」という標語が引用され、ルールをまず自分がしっかり守れば、めぐって自分が守られるという社会の本質が語られていた。大きな社会でそうであるならば、小さなチームという組織であるなら、なおさらである。一人ひとりがチームのことを考え、チームの約束事、役割を守っていけば、チームがその一人を救うこともある。今年は「草食系」「肉食系」なる言葉もあったが、勝利において「草食系」では、絶対に勝てない。「肉食系」の獰猛な勇者が、知性を使ってチームのことを考えれば、その組織は絶対に強くなる。勝利への執念を燃やせ!
2009/12/11 (Fri) やりきる
 雨のため、雨天メニューで修行の日。約500mのランニングコースを使って、チームでランニングのトレーニング。高2〜中3まで一通り厳しい滝中のトレーニングをくぐりぬけてきた選手たちだが、体格や成長過程の個人差もあり、長い時間走ること、瞬発的な走りを何度も繰り返すこと、などに不慣れな選手もいる。それでも全員で「やりきる」ところにチームスポーツの価値はある。厳しい勝負の世界であるからこそ、時にはチームメイトに救いの手を差し伸べる思いやりが、ここ一番でチームを救うことがあるかもしれない。歯を食いしばってでもゴールをしたときに得る快感は、到達した者にしか分からない。ステージの違いはあるが、そうして成長していくのだと思う。
2009/12/10 (Thu) 自分で追い込むから尊い
 木曜定例会議の日。練習の指示を出し、グランドを後にする。薄暗くなった会議の終了後、グランドにもどると、与えていた体力トレーニングを黙々とこなしていた。全員が高い意識を持ってやっていれば理想だが、全力を出し切れるかどうかは本人にしか分からない。だからこそ、自分で自分を追い込める精神性に尊さがある。それは、体力トレーニングにのみならず、すべてのことにいえる。誰かに言われずとも、自分のプライドをかけて、自分と戦う。そういう精神性を持つ集団に生まれ変われるチャンスが暗闇によってもたらされた。プラス思考か。
2009/12/9 (Wed) ポイント整理
 日常にもどっての短時間の練習。本当に時間がない。そのため、とにかく「動く」ことをベースにして、オールコートを駆け巡る。練習後にポイントの整理。頭で反芻して、次につなげ。目標達成まで、こつこつとできることを積み上げるしかない。
2009/12/8 (Tue) 楽しさから強さへ
 12月ではあるが暖かい日差しに助けられてテスト後の練習を行うことができた。テストの重圧から解放されて明るい笑顔がコートにあふれる。試験期間中にあった県大会の組み合せを渡し、いよいよ、本格的な準備に突入。楽しさだけの追求から強さへの追求を忘れてはならない。コートの上での真剣勝負。これから一週間。金星を手にいれチャンスは与えられた。
2009/12/7 (Mon) 練習に感謝
 いよいよ明日で定期考査が終わる。2週間の間に銀杏はすっかり落ち、寒さも増すグランドで、県大会に向けての準備段階に入る。時間は短いが集中して行えば、納得のいく試合ができるようになるであろう。
 最年少賞金を輝いた石川遼選手の言葉。「練習をしている時は、自分が一番下手だと思ってやっていかなければいけないと思う。」現役高校3年生だ。
2009/12/6 (Sun) 一身独立
 福沢諭吉は『学問のすゝめ』のなかで次のように説いた。「我日本国人も今より学問を志し、気力を慥(たしか)にして先ず一身の独立を謀り、随(したが)つて一国の富強を致すことあらば、何ぞ西洋人の恐るるに足らん。道理あるものはこれに交わり、道理なきものはこれを打ち払わんのみ。一身独立して一国独立するとはこの事なり。」
 NHKの大河ドラマ「坂の上の雲」で出てきた言葉。試験中にぴったりの言葉。あと2日。一身の独立を目指す。