2009/8/1 (Sat) |
さあ、夏休み |
今日で高2・高1滝中進学組の特別授業が終了した。公立出身組の1年生はまだ3日間特別授業が残るが、多くの部員にとっては、本格的な夏休みの到来だ。この時間を使って、どれだけ成長できるのか、楽しみである。選手権では1回戦負を喫したが、それは、まだまだ伸びるということでもある。1日1日を大切に大切に使っていきたい。 |
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2009/7/31 (Fri) |
地道なディフェンスから |
2日間、学校を留守にしたが、今日は特別授業ののちグランドで練習。雨も降らず雲のカーテンで暑さもしのげ、最適な練習環境で再スタートをきった。豊橋で続く夏の選手権では尾張の津島東高校が3位に入賞。大きな目標を前にして8月22日からはじまる尾張大会へのモチベーションも自然と高まる。 その挑戦権を手に入れるためには、まずは自チームの力をあげていかなければならない。その手始めには、やはりディフェンス力の向上をあげたい。ここが滝高ハンドの生命線になるからだ。 壁は高いほうが挑戦し甲斐がある。明日も練習。 |
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2009/7/30 (Thu) |
尾張で切磋琢磨 |
チームの引率がないのがさみしい限りだが、今日も審判のため、豊橋入りした。尾張男子のチーム2日目には6チーム中3チームが勝ち上がって残っていた。4位の一宮南高校は春日井南に接戦の末、惜敗。3位の起工業も大接戦の末、4強に進出した星城に惜敗。1位の津島東は東海、東海南に勝ち、ベスト4に進出した。(ベスト4進出は、岡崎城西、星城、津島東、桜台。) 尾張の戦いの舞台は、確実に上がっているように思う。その地で戦い、切磋琢磨すれば県上位進出も夢ではないであろう。まずは8月22日からの尾張選手権。そして、中期的ターゲットは11月の新人戦。あせらず、じっくり力を育もう。 |
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2009/7/29 (Wed) |
負けに不思議な負けなし |
滝 21(11-10,8-9,7mtc2-3)22 名古屋北
新チームへの移行期間の遅れを取り戻したという点では、合格点。しかし、勝負の世界は厳しいもので、勝たねば次には進めない。特別ルールの7mtcにせよ、負けは負け。その中から何かを学ばなければいけない。 7mtに関する技術面に固執してはならない。むしろ、そこにいたる試合展開の方を検証して欲しい。相手の得点元をどう封じるのか。ゲーム展開はよかったか。後半の胃の痛くなる時間帯に消極的な姿勢になっていないか。ポイントはいくつもありそうだ。 そして、チームという組織のあり方。一歩先を読み、相手の立場に立ってものごとを考える思考方法。心の紐帯が接戦をものにし、勝ち上がるチームをつくるだろう。 やはり負ければ悔しい。この悔しさは夏の終わりの尾張選手権に向けた原動力に変えよう。 |
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2009/7/28 (Tue) |
練習できることに感謝、報恩感謝 |
授業中は曇りであったが、3間頃から雨が降り始め、大会前日の大切な練習機会を奪われてしまったかに思えた。しかし、中学学校行事の都合や他クラブの厚意もあり、急遽特設コートを設置して半面のみで練習を行うことができた。こういう日の練習は本当にありがたい。その感謝の思いに報いるために勝利を上げるしかない。 始まったばかりのチーム。選手に気負いがないのが頼もしい。ハンドボールを心から愛しているようだ。勝利の女神が微笑んでくれますように。 |
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2009/7/27 (Mon) |
上善は水の如し |
学校の特別授業が始まった。例年は暑さに悩まされるが、今年は梅雨があけていない。雨との戦いだ。 米ツアー初優勝の宮里藍選手。スランプを乗り切ったきっかけになったのが、ピア・ニールソン氏の言葉。「自分に期待しすぎないこと」「すぐに結果を求めてはいけない」。琴線に触れる言葉が支えになった。 最下位に低迷するプロ野球横浜で、名前がコールされるだけで大声援に包まれる46歳、工藤選手。中継ぎ敗戦処理にも「上ばっかり見ていると、下が見えない。遠くばかり見ていると、足元が見えない。」と。(朝日新聞(7月27日)より抜粋) 老子の言葉「上善は水の如し」。下に下にへりくだり、柔軟に姿を変える。しかし、その1滴1滴が岩をも砕く破壊力となる。雨水に当たられながら考える。 |
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2009/7/26 (Sun) |
持てる力を出し切るまで |
経験の浅いチームだからこそ、次の県大会は1つでも多く勝たねばならない。勝利という経験も、そしてのそのための準備もすべてが後々の財産になるからである。 今日という1日も財産に変えるためには、日々全力で持てる力を出し切らねばならない。そして、公式戦でも全力を出し切れば、例え結果は出なくとも次への大きな糧となる。 明日からは特別授業が始まる。しっかり生活のリズムを整えて、決戦に向かおう。 |
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2009/7/25 (Sat) |
一人ではない、チームで |
疲労もたまり足が動かない、元気も出ない、つらい状況がつづく。劣勢にたたされたとき、まわりをみると同じような仲間の顔。いや敵チームも息が上がっているかもしれない。 つらいのは自分一人ではない。みんなが同じなのだ。責任感と独善的なプレーは違う。調和と依存もまた違う。劣勢だからこそ「チーム」でことをしなければならない。独善と依存を排除した「和」がそのチーム自身を救ってくれる。 月曜日からは特別授業がはじまる。県大会を前にして明日1日はとても重要な時間。かみ締めて成長していこう。 |
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2009/7/24 (Fri) |
仲間の力、笑顔の力、目標達成への思い |
大会後の休みを挟み、夏休み本格練習も3日目。中学生の西尾張も気になるが、高校チームも年に3度しかない県大会に向けてのトレーニングを積むため、今日も練習に勤しむ。これまでの経験上、夏の練習も3日目が疲労もピークを迎えるころだが、今年のチームは、チームワークでそれを乗り切っているような気がする。4年目5年目の蓄積は大きい。動き始めはつらそうな表情をみせる選手も練習が佳境に入ると笑顔を見せる余力もある。 他地区の結果も出て、対戦相手も決まった。目標の県ベスト8に向かってひた走るのみ。
中学は残念ながら目標達成はならなかったと報告が入った。しかしながら、彼らの頑張りには敬意を表す。特に春先からの成長には目をみはるものがあった。一途で純粋な人柄がこの成長を生んだように思う。この経験をぜひ、高校のステージで活かしてほしい。きっと夢はかなう。 |
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2009/7/23 (Thu) |
日々、壁を越える |
夏休みの練習も本格化して2日目。普段はエアコンのきいた教室で勉強している身には暑さも体力もなれるのに時間がかかるのだろう。1年生の中には、少し疲れた表情をみせるものも出てきた。しかし、1日の練習でそれだけ充実した内容をしている証でもあるだろう。そしてまた、その日1日の練習を乗り越えることで日々の成長を感じることができる。その積み重ねでこそ、うまくなっていくのだ。 恵まれた環境に感謝し、明日も練習がんばろう。 そして未来の金の卵、滝中の活躍を心から祈念している。 |
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2009/7/22 (Wed) |
失敗じゃない、意識が大事 |
中学・西尾張大会、高校・県大会を間近に控えた両チームが、普段は使用しないコートを特設し、半面ずつで練習に励む。 高校生は県大会まで残り1週間であるが、慌てず基本の繰り返し。まだまだミスも多いが、問題にしない。それよりも予選で見つかったそれぞれの課題の克服のため、練習に意識を持ち、失敗を恐れずにチャレンジすることのほうが重要だと思う。 中学生はチームの仕上がりぐあいが上がってきた。2年連続県大会出場まで気を引き締めてがんばって欲しい。 そして、先輩も彼らに負けじとがんばる。絶対に負けないと。 充実した夏休みの幕開け。成長の予感。 |
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2009/7/21 (Tue) |
幸せな夏休み=充実した夏休み |
大会後の休日。選手はしっかりリフレッシュできたであろうか。まだまだ大きな県大会がある。残された時間で目標に向けて力を蓄えていかねばならない。 午前の残務を早めに切り上げ、西尾張に向かう中学生の練習風景を見る。1つの目標を乗り越え、次なる目標に向かう選手の、そしてチームの表情は明るい。目に輝きが見えるようだ。心の充実こそが幸福。お金で買うことはできない。 この輝きを高校生も失ってはいない。夏の練習、明日から本格スタート。充実してこそ幸せな夏休み。 |
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2009/7/20 (Mon) |
次なる目標 |
準決勝 滝 20(8−5,12−12)17 一宮南 決勝 滝 11(6−8,5−10)18 津島東
6月1日からスタートした新チーム。高校での試合経験はない選手たちが、1つ1つ勝ちあがり、決勝の舞台に駆け上がった。決勝では敗れてしまったが、手ごたえをつかんだ今大会であった。 そういう評価の面と、やはり負けると悔しいという面が入り混じった。このままでは終われないという思いも強かった。幸い、練習をするための時間はある。次には結果を残せるよう、毎日毎日、少しでも成長できるよう力を注いでいこう。試合にいたる毎日の努力の積み重ねが結果をつくる。 |
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2009/7/19 (Sun) |
鋼のように打たれて強く |
準々決勝 滝24(14−5,10−9)14一宮工業
試合開始前のアクシデントがあったが、みんなでそれを乗り越えて貴重な1勝をつかんだ。午前中は滝中が宿敵を倒し、一つの壁を越える場面を見たあとであったため、何とか乗り越えられるという自信もあった。 ピンチのあとにチャンスあり。こういう1日でさまざまなことを経験し、成長を遂げていくのだろう。 明日も2試合、すべて勝つ気で行く。そう、目標は「優勝」だ。 |
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2009/7/18 (Sat) |
白星スタート |
滝36(16−4,20−3)7大成
5分過ぎまで均衡した状態であったが、堰を切ったように得点ラッシュで前半で16点と高得点。後半も変わったメンバーが得点を重ね「1分1点」のハイスコアで、40分ゲームとしては近年記憶のない36点というハイスコアナゲームで新チームが幕を開けた。 中学時代、次のステージに進めなかった現2年生も勝利を積み重ねるごとに自信をつけていくであろう。上を上を目指す向上心がチーム全体に芽生えてくるからである。 明日も県大会出場をかけた大切な戦いだ。目指すところはまだまだ先にあるが、1つ1つ大切にしていこう。 |
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2009/7/17 (Fri) |
勝利への執念 |
初陣となる大会まで残り1日となった。雨で終業式は放送で行われるほどで練習は厳しい状況であったが、昼頃に薄日が差してきてグランドは少し乾いたかのようにみえた。ランニングメニューのあと、しばらく太陽の力を借り、また、人力でグランド整備をし、数時間だがボールを使った練習を行うことができた。試合前日の練習は、大変重要だ。かつて前日の練習が十分に行えず、思い通りに体が動かず、危機的な試合を経験したこともある。 わずか数時間の練習で変わるものは少ないかもしれない。しかし、その執念が、心を変える。さあ、明日から決戦。いざ勝負。 |
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2009/7/16 (Thu) |
結束を固める |
生徒面談日のため、短縮授業となり、少し小雨の降るグランドで練習。大会初戦を目前に控え、チームの結束を図る。ときにチームワークは、技術を超えてチームを救うこともあるからだ。それほどチームワークという無形の力は計り知れない。 今、この時期だからこそ、いわねばならないこともある。心を鬼にするのもチームをまとめるためだ。強い心を持て。絶対に強くなる。 |
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2009/7/15 (Wed) |
ベスト4チームに勝利!! |
炎天下の練習が続く。今日は高3生の卒業アルバム用の写真撮影のため、ひさしぶりにベスト4チームが第4グランドに集った。 これ以上ない練習相手に現役新チームが勝負を挑む。熱中症を警戒して15分ゲームで試合をまわす。1本目、互いに探りあいの中でじりじりと差を広げ3年生の勝利。写真撮影をはさんでの2本目。暑さが現役に味方をし、残り1分で同点、最後は渋いポストシュートで現役の勝利!! 勝負の世界はそんなに浅いものでもないし、真剣勝負の厳しさも重々承知している。しかし、現役には「自信」と強い相手に牙を剥く「闘争心」が必要だ。どんな状況でもどんな試合でもいい。1つ1つ自信というよろいを身につけていこう。やればできる。 |
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2009/7/14 (Tue) |
戦う夏が来た、己に克つ |
梅雨明け宣言はまだだが、暑い夏がやってきた。グランドでたっているだけでもTシャツが汗でにじむ。この夏は暑さのため練習効率は落ちるかもしれないが、戦う精神を鍛えるにはうってつけの季節だ。この夏を越えると一皮むける。自分自身も含めて、己と向き合い、自己に克ちたい。 勝負所の肝心要はディフェンス。その要所を鍛え上げなければ勝利はない。1つ1つステップアップ。慌てず、こつこつと力を蓄えよう。 |
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2009/7/13 (Mon) |
結果を追い求めながら |
激しい雨が降った。高校生は休養日の月曜日であったが、今週末に大切な大会を控えた中学生は雨上がりのランニングコースをひた走っていた。 勝負の世界は時に心を割くように厳しく、時に最高のギフトを与えてくれる不思議なものだ。だからこそ、「結果」を追い求める。しかし、「結果が全て」ではない。そこに至るまでの努力、工夫、苦悩、協力、その過程がより大切だ。この日の努力が勝利を導きますように。雨の中の休養がわがチームに勝利をもたらしますように。 |
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2009/7/12 (Sun) |
冬は必ず春となる |
「絶望したり、あきらめたりすることはありません。乗り越えならない逆境はないし、逆境を乗り越えたときにこそ自分が大きく成長します。だから逆境は大きなチャンスでもあるのです。」 WBCで活躍した岩隈久志投手の『絆 冬は必ず春となる』(潮出版社)を読んだ。先代の偉業のあとの出発で現チームは必死で他チームを追っかけている。そんな状況だろう。まだまだうまくいかなくてもいい。失敗をしてもいい。ハンドボールには5点のトライも、3点シュートも満塁ホームランもないのだから、日々1歩ずつ成長していけばいい。 その成長にかかせないのが、チームの「絆」だ。チームへの信頼感こそ、今必要なのだ。チームを思えば自分も強くなる。強い自分がチームを強くする。 |
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2009/7/11 (Sat) |
ハンドボールの筋力 |
高1・2とも模試のため、終了後のわずかな時間で練習を行う。初陣となる大会まで残り1週間。チームとして取り組むべきことは多々あるが、今日も基本に徹して反復練習を繰り返す。ハンドボールの筋力はハンドボールの中でつける。そして基本の中でハンドボールで使う判断力などの脳力も養う。 慌てずじっくりチームをつくる。 |
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2009/7/10 (Fri) |
魂のぶつかり合い |
早いものでこのチームで11年目を迎えた。その間、社会の変化というと大げさかもしれないが、それに伴い選手・生徒の気質も変化をしている。目指している目標は年々高くなっていき、選手の意識も高まっているのだが。こと、チーム内の人間関係においては、相手を傷つけまいとする「配慮型」の関係にとどまっているような気もする。相手の立場に立った言動はもちろん必要だが、「勝利」という目標に向かった場合、思いをぶつける場面も出てくるはずだ。互いに魂をぶつけ合いながら真の友情を気づいて欲しい。人間の意志は弱いもの。仲間の力で強くなれる。 |
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2009/7/9 (Thu) |
優先順位 |
さまざまな情報や嗜好にあふれた現代において、やりたいことしなければならないことは多々ある。周りに流されるもの、価値判断が自分以外の外部にあるものは、それに流され、何が大切かを日々見失ってしまう。 われわれは、さまざまな選択肢の中から高校でハンドボールをするという選択をした。それは自分で選択したことだ。決められたことよりも自分で決めたことを大切にしたい。そして世の中には自分の力の及ぶものと力の及ばないものがある。力の及ばないものを動かそうとしても徒労に終わる。しかし、力の及ぶものに関しては懸命に努力して変えていかなければならない。 自分のなかの優先順位、間違ってはいけない。それは、コートの中でのプレーでも同じことがいえるのだ。 |
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2009/7/8 (Wed) |
潜在意識に刷り込ませるまで |
クラブ写真恒例のOBとの試合が雨のため延期となった。県大会ベスト4にすすんでチームとの試合を楽しみにしていたが、次回までにとっておきたい。 あいにくの雨でトレーニングにメニューを変更したが、真夏の暑さにも耐える体力強化を意図してゆるやかなトレーニングとハードなトレーニングを課した。選手の目つきを見るとトレーニングの意義を理解して自分に負荷を課しているようにも思えた。 勝つために意識を使う。継続すれば潜在意識に刷り込まれる。「戦闘脳」をつくりあげよう。 |
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2009/7/7 (Tue) |
チームの意識統一 |
予報に反して雨が上がり、幸運なことに練習することができた。こういう1日は大会前において非常に大きい。少し水溜りも残るグランドだが、修復作業は少し遅れた。不慣れな面もありやむ終えないところもあるが、チームの意識を統一して行えばもう少し手際よくできるようになるであろう。チームスポーツはすべての面が試合につながり、コミュニケーションをとること、指示を出すこと、実行すること、修復作業も、試合も同じ要素が要求されるのだ。 新チーム結成当初のチームの目標の一つは「尾張優勝」。その目標に向かって心を一つにする。そして、抽象的な「心」ではなく、具体的な「行動」に移していく。目標なくして意識なし、意識なくして行動なし。ならば、もう一度「目標」を確認しよう。絶対に勝つ! |
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2009/7/6 (Mon) |
自分の基準 |
梅雨はあけず、じめじめした気候の中で週が明けた。廊下ですれ違う部員には、思いのほかすがすがしさがにじみ出ていたように思うのは気のせいか。 日常では、点数や社会的な地位、金額など外面的な数字で結果を求められることが多い。対戦相手と点数を取り合うスポーツもともするとそう捉えられてしまうのかもしれない。しかし、基準を「外」に設けてしまうと永遠に繰り返される競争に心が疲れ果ててしまう。たとえ90点をとっても、周りを基準にするとその集団の中では最下位になることもあるからだ。たとえ「どべ」でもいい。自分の中に内なる基準を設けて、それをクリアしていれば自分で自分を評価すればよいのだ。独善的になれというのではない。しっかりとした自分の目標を定めればよいのだ。 雨の日にはそういう自分の基準をつくれるような豊かな日常を過ごしてほしい。 でも、明日は晴れますように。 |
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2009/7/5 (Sun) |
失敗も成長 |
新チームに移行して1か月が過ぎた。定期考査の2週間を差し引けば、まだまだ実働は2週間程度。その短期間にようやくチームとしてのまとまりが出てきたのは、中学時代の経験が財産としてあるからであろう。この先の成長が楽しみだ。 その成長の過程では失敗はつきもの。むしろ、失敗を恐れていては成長はないのかもしれない。まだまだ近視眼的な結果を求めてはいけない。大きな目標に到達するためには、そのプロセスが重要なのだ。 |
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2009/7/4 (Sat) |
チームの中での役割 |
大金をはたいて各チームの4番バッターを集めてきても、勝てなかったプロ野球球団があった。キャベツの千切りをするのに日本刀を使う必要はない。チームにおける自分の役割を認識すれば、自分自身が輝く。チームも強くなる。ポジションだけではなく、1年生の役割、ベンチの役割、その一つ一つがかけがえのないものだ。チームは一つ。チームで勝ちにいく。 |
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2009/7/3 (Fri) |
アイデンティティ |
一生懸命やっているけどなかなかうまくならない選手、天性の才能はあるが自分を客観視できず伸び悩む選手、選手も十人十色である。しかし、前者は「コツ」さえつかめばうまくいくケースが多いが、後者は内面的な「コツ」をつかむことが必要で、そのコツは自分で探すしかない。 アイデンティティとは心理学用語で「自我同一性」と訳されるが、「自分が自分であること」。自分が自分であるためには、「自分」をみつめるもう一人の「自分」という視点が必要である。どうにも感情を抑えきれない自分がいるかもしれないし、やる気をなくした自分がいるかもしれない。そんな自分を見つけた時に自己修正できる自分が必要だ。 発育段階にある高校生。さまざまな要素が性格決定につながる。一つの試合、一つのプレーが己をつくる。 |
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2009/7/2 (Thu) |
原則を染み込ます |
大会までの時間も日一にちと少なくなっていくが慌てず、基本の徹底を繰り返す。時間の制約は他校よりも厳しいことは承知しているが、それにもまして必要なことだと判断してのことだ。原理原則なくして、チームは成り立たない。たとえ、個性的な「個」を持つ集団であっても、それを活かすことはできなくなるであろう。平日の練習で今やっていることは夏の大会に向けて決して遠回りではない。むしろ最短距離だと思ってほしい。原則を染み込ますには時間もかかる。原則を意識したプレーがその吸収の速度を速めるだろう。思考しながらプレーをする。徹底しよう。 |
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2009/7/1 (Wed) |
ターゲットを絞る |
定期考査があけ、練習が再開された。天気予報に反し何とか天候ももってくれ、蒸し暑さに「恵まれた」環境で練習を行うことができた。大会当日は18日後で、さらに暑さも増すことだろう。その想定練習にはうってつけであった。 蒸し暑さの中で、動けばすぐに汗が滴り落ちるほどであったが、体のほうはブランクを感じることなく、スムーズにうごけていたように思う。テスト期間中にあった組合せトーナメント表もわたした。目標はすでに設定されている。そこに到達するために、のこりの18日間を1日たりとも無駄に過ごしてはならない。そのためのプロセスとして何をすべきか、具体的に突き詰めて練習を実施していこう。 歴代、この大会のみ優勝カップを手に入れていない。ならば、狙うのみ。 |
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2009/6/30 (Tue) |
考える方法、考える力 |
「前を見ろ」とか、「考えろ」という言葉はいろいろなスポーツの場面で耳にする。あまりに配慮のないプレーに「考えなさい」という意味合いで伝えることもあれば、選手に漠然とその言葉をぶつけてしまっていることもあるのかもしれない。数十年のキャリアの中でわかったこと、ただ云われたことをしているだけの選手は、必ず限界にぶち当たる。指導者の助言と自分の考える力をうまく調合していかないことには、上達はない。自身の責任は、その「考え方」を伝えることだ。そして選手は自分で考えられる力を養っていかねばなるまい。
『学んで思わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し 思うて学ばざれば則ち殆(あやう)し』
ハンドボールのコートで痛感する。 |
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2009/6/29 (Mon) |
段階を踏まえた考え方、共通の考え方 |
今日も未来の滝高ハンドボール部を背負ってたつ滝中の考査中特別練習に参加。体の発育段階の違いも大きく、高校生と中学生の1年の違いは相当の差がある。成長盛りの2年生だが、なかなか3年生には歯が立たない。しかし、スピードやパワー、テクニックで劣っていても、共通する「思考」はある。その「思考」のなかで、この時期に身につけるべきことを設定してトライしてみる事が大切だ。 せっかくの6年間。貴重な6年間。ただ、何となく過ごしていてはもったいない。自ら考えて行動すれば、その先を見据えることができる。むしろ、その「思考」にしか未来を見通す光はないのかもしれない。 未来のエースのために、明日もがんばろう。もちろん、勉強も。 |
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2009/6/28 (Sun) |
全体の一部=チーム力 |
一人ひとりの力は小さいが、チーム(組織)でことを為そうと思えば、大きな力となる。そのためには一人ひとりが自分の役割を認識し、与えられた任務を果たさねばならない。しかし、一人の視野は限られており、その役割や任務、規律やルールを鳥瞰的に見られる役目も必要だ。それがチームでは指導者・監督でありコーチであるのであろう。選手にも役目があるように、自分にも大きな役目がある。まだまだチームをリードしていくためには学ぶべきことは多い。互いの学びがチーム力を向上させる。考査中、学び続けよう。 |
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2009/6/27 (Sat) |
人生は超回復 |
考査期間の真っ只中。今日も気温はぐんぐん上がり、夏の到来を実感させる。テストも残りあと3日。ここからが一番しんどいところかも。 『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』(幻冬舎 山本ケイイチ著)を読んだ。仕事を「勉強」に置き換えれば、選手にもあてはまるのではないかと思ったからだ。自己を管理する点において、つらいことにも向かっていくことにおいて、勉強も仕事も部活動も共通することは多い。 筋肉はトレーニングにより繊維が破壊され、その後、以前よりも多く回復するために強くなっていくという。麦や稲穂も踏まれれば強くなる。これを超回復というそうだ。 この原理は万物にあてはまる。つらい状況を乗り越えてこそ強くなるのだ。つらいことにも立ち向かおう。そこに成長がある。 |
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2009/6/26 (Fri) |
おかげさまの気持ち |
テスト2日目。本日も梅雨の晴れ間で真夏日の陽気だった。夏の大会にかける中学生の練習にも後ろ髪を惹かれる思いであったが、今日は、尾張支部の役員会のほうに参加した。初陣となる愛知県選手権尾張支部大会は3年生が獲得した第1シードがあるため、トーナメントの最左翼からのスタートとなる。この表がでるといよいよと気も引き締まる。 大会運営は、もちろん、試合だけでなく、準備から後処理まで非常に多くの方々の協力があって成り立っている。その一役を微力だが担わせてもらっていることに感謝しなければならない。野球では道具を大事にしないと野球の神様に見放されるなんてよく言われるが、この10年の顧問生活で、その見えない力(=ハンドボールの神様)が、本当にいるような心持になってきた。 オレがオレがの「我」を捨てて、おかげおかげの「下」で生きる。 おかげさまの気持ちを持って仕事に当たる。選手の週末の奮起に期待する。ハンドの神が微笑むように。 |
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2009/6/25 (Thu) |
走りながら戦いながら考える |
定期考査が今日から始まった。高校生は試験との戦いだが、中学生は梅雨の晴れ間の真夏日の中、今日も特別練習を実施、2年生チームに加わりながら、主役となる3年生の動きを観察する。2・3年生ともに締め切った夏の体育館の熱気が非情にも体力を奪っていく。その状況では「配慮のないパス」や「考えのないディフェンス」が横行し、持てる力を発揮できなくなる。 この短時間では、体力をつけるために走りこむよりも、この試合で最後まで走りぬくことが一番の体力強化だと思う。 この暑さ。高校生はどう戦う。自己管理が問われる。 |
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2009/6/24 (Wed) |
全身全霊 |
いよいよ明日から定期考査が始まる。神経を研ぎ澄まし、勝負勘を鍛え上げてもらいたい。プロゴルファー片山晋呉選手の本を読み終えた。勝負の世界の厳しさとそれに立ち向かう覚悟の程が目に浮かんだ。すさまじい「プロ意識」。勝負には時の運もある。その運を味方につけるためじゃんけんさえもしないというほどの徹底振り。まさに全身全霊で勝負に挑んでいる。 アマチュア(高校)スポーツ界に身を置く自分でも、その甘さを痛感させられる。やるからには徹底しないといけない。 まだ1週間、練習はできないが、あらゆることで勝利に近づく時間にしたい。自分自身の勝負に徹する。 |
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2009/6/23 (Tue) |
基礎の基礎 |
テスト期間中のため高校生は休みだが、中学生は今日から夏の大会に向けた特別練習が始まった。学習会の都合でメンバー全員が揃わなかったが、12名の選手が参加し、6対6の変則ゲームで汗を流した。 一人いないだけでもいつもの感覚とはずれ、組織力よりも個人の力量が問われるゲームとなる。その差で3年生チームが圧勝したが、課題は山積みだ。試合中における、投げる、とる、という基本動作においても精度が上がらない。 後半、顕著に現れるのは体力的な問題もあるのであろう。せっかくのチャンス。7月の暑い夏を想定し、そのなかでも最高の力が発揮できるよう自ら課題を設定しよう。今の努力が目標の県大会への切符を手繰り寄せる。 |
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2009/6/22 (Mon) |
勝負に強くなるには |
さまざまなステージで負けられない試合がある。県大会をかけた試合、優勝をかけた試合、目標設定をした試合など。それを乗り越えなければ目標に到達できないとき、平常心を保つのは難しい。しかし、その強心臓を鍛えるには、何も特別な用意は要らないように思う。それは日々鍛えていき習慣化、技化してくものだからだ。日常の中で小さな目標を定める。見たいテレビややりたいゲームを我慢するというレベルのものでもよい。具体的なテストの点数でもよい。その目標をコツコツと積み上げていくことで、知らず知らずに修羅場でもビビらない強い心を手に入れることができる。今週、木曜日からいよいよ定期考査。目標設定にはちょうどよい週の始まり。 |
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2009/6/21 (Sun) |
ひとつのこと=すべてのこと |
東海大会の結果、愛知3強がそのまま東海3強となった。強豪ひしめく愛知県の「大きな壁」は、県内にいるものの向上心を駆り立てる。高い頂にチャレンジできるチームをつくらねばと。 今月号のスポーツイベント「ハンドボール」に、今年3月定年を迎えられた志々場先生率いる北陸高校の部のモットー「ひとつのことを求める君が好き」にまつわるエピソードが掲載されていた。たまたま、今読みかけのプロゴルファー片山晋呉選手の著書にも、24時間ゴルフのことしか考えてないその生活ぶりが紹介されていた。数年間、食事で左手を使うのもすべてゴルフのためだという。 一つのことを追い求めていくことは、結局すべてにつながる大きな力を追いもとめていくことになる。 |
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2009/6/20 (Sat) |
心を込めれば |
テスト週間中の土曜講座の日。考査の日も近づき、生徒も教師も準備に忙しさが増す。練習はできないが、やるべきことは多く、充実した週末となる。忙しさにかまけて少々ことを楽に運ぼうとついついなまけ心も出てしまうが、新聞のある記事で一喝されたような思いとなった。 「雑用いうものはありません。用を雑にした時に、雑用が生まれるのです。」 渡辺和子 (中日新聞朝刊 <今週のことば>より)
アメリカの修練院で配膳係をしていた渡辺さんが「何とつまらない仕事」と思いながら皿を並べていたところ、修練長が「あなたは何を考えながら皿を並べていますか。同じ皿を並べるなら、やがてそこに座る人の幸せを祈りながら置いてはどうですか。」と声をかけたという。
どんなことも心を込めれば意味が生まれる。その心が緊迫した勝負所で自分を助けてくれるであろう。 |
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2009/6/19 (Fri) |
陽のほうへ |
6月19日は太宰治の誕生日であり、命日である。各種メディアで取り上げられ、文学には程遠い私もその日を覚えてしまう。61年前の今日、玉川上水で入水。39歳の誕生日だったそうだ。代表作『人間失格』など、クライ印象がぬぐえないが、新聞で読んだコラムには太宰の前向きな文が紹介されていた。「この道は、どこへ続いているのか。それは、伸びて行く植物の蔓(つる)に聞いたほうがよい。蔓はこたえるだろう。「私は何も知りません。しかし、伸びて行く方向に陽があるようです」。(中日春秋より) |
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2009/6/18 (Thu) |
コモディティからの脱却 |
定期考査期間に入り2週間、部活停止期間に入る。けが人などは、治療できる絶好の機会になるし、他の選手も自らの限界を勉強で試せる機会にもなり、前向きにとらえていきたい。 この日常の状況の変化に対し、自分のなすべきことをいかに見つけるか。それを試す機会にもなる。システム化された学校社会において、同じものさしのなかで生きていこうとすると、周りと同じ「金太郎飴」のような状況となる。経済用語ではこういうものをコモディティ(汎用品)とよぶ。『断る力』(勝間和代著 文藝春秋)には、このコモディティから脱却しスペシャリティを身につけるには「断る力」が必要だという。それはゆるぎない自分の「軸」と置き換えてもよいかもしれない。 チームも始まったばかり。時間はたっぷりある。勉強という「目標」に置き換えて、譲れない自分の軸作りを試して欲しい。 |
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2009/6/17 (Wed) |
前後裁断 |
前起きたミスを悔やんでも仕方がない。「負けたらどうしよう」という未来の不安や恐怖も必要ない。今日、今、ここで、自分の与えられた役割を全うする。簡単に見えてなかなか難しい。すべてを精神論では片付けられないが、スポーツにおいて、ましてや集団スポーツにおいて、一人ひとりの心のありよう、集団の意識の統一は、武器となり相手にとっての脅威になる。 「自分とは何か。」それは、余分なことをそぎ落としていくことかもしれない。「あれも、これも」から「あれか、これか」へ。平たく言えば「覚悟を決める」ことだとも思う。 迷うのが青年期の仕事。それを支えるのが教師(大人)の役目。明日からテスト週間。勉強しながら自分を見つめなおそう。お互いに。 |
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2009/6/16 (Tue) |
基本の徹底 |
テスト発表まで2日間。新チームの初大会が1ヶ月と2日間。2週間のテスト週間を差し引くと数えるほどしか練習期間はない。けが人も数人出てしまいこの状況下で一歩でも勝利に近づく方策を考えると、やはり「基本練習」が頭に浮かぶ。50分間のうち、監督の指示を伝えるのは数分で、あとは選手自身が考え、ゲームをつくっていかなければならないからだ。基本の中で考え、判断し、試行錯誤することが、遠回りのようだが1ヵ月後の試合結果に結びつく。もう1日ある練習日。大切にしたい。 |
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2009/6/15 (Mon) |
意欲を燃やせ |
週が改まり、また1週間がはじまる。暑さは日に日に増す。今週木曜日からテスト週間に突入し、練習もあと2日間のみ。2週間後の暑さとの戦いを考えると残りの2日間もしっかりと汗を流し、一歩でも夏の大会での目標を達成できるよう進んでいかねばなるまい。どんな大会でも「勝ちたい」意欲は失うことはない。ふつふつとわき出るこの意欲。燃やし続けよう。 |
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2009/6/14 (Sun) |
コツコツと |
急激に成長することは難しい。うまくいかないことも地道にコツコツと積み上げていく。新チームに必要なのは、そのような泥臭さや粘り。華麗なシュートも大事だが、必死で走って守る1点も試合に勝つには大切なことだ。チームは始まったばかり。千里の道も一歩から。 |
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2009/6/13 (Sat) |
感謝の思い |
新チームに移行し初の保護者会を実施させていただいた。自分の思いで始めたハンドボール部も今年で11年目に突入。その間、本当に多くの方に支えられてクラブ活動が続けられてきたと思う。思春期の青年にはなかなか素直に感謝の思いを伝えることは難しいかもしれない。しかし、その思いを忘れずに行動や態度で伝えられる青年を育てていかなければならない使命を感じた。新チームに移行して2週間。新たな1年の始まりを感じるとともに、自分の使命を再認識した1日となった。報恩感謝。感謝の思いに報いるために全力を尽くす。 |
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2009/6/12 (Fri) |
大きな動き、繊細な神経 |
太陽の日差しが皮膚をさす暑い夏がそこまでやってきた。授業後の西日のなか、PTA期間の成長の確認をする。判断力は個々の力で伸びてきたが組織の力はまだまだこれから。大きな動きの中でも繊細な神経を使い、約束事の徹底を。日々、少しずつ成長をしていこう。 |
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2009/6/11 (Thu) |
変化を楽しむ=進化 |
PTA面談日、最終日。午前中の微妙な雨もあがり、夏のような日差しの中練習に励む。面談終了後、グランドで基礎練習を反復。現部員は中学時代からのプレーの特性なども少しは理解しているつもりだが、基礎練習の中で自ら変化を遂げている選手もいる。変化とはプレーの幅を広げること。選択肢を増やすこと。その変化がチーム全体の進化を生む。まだまだ失敗を恐れる時期ではない。どんどんミスして変化を楽しもう。 |
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2009/6/10 (Wed) |
梅雨には梅雨の |
東海地方も昨日から梅雨入り。今日の雨は仕方のないこと。面談を終え、グランドに駆け付けたが雨脚が強くなり、選手は帰宅途中であった。梅雨は毎年あるもので、気候を恨んでも始まらない。梅雨には梅雨のトレーニングもある。明日まで面談日は続く。選手のまとまりを期待する。 |
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2009/6/9 (Tue) |
アイテムを増やす |
学級別PTAの午後、しばらく選手だけの練習が続き、クラスの面談を終えてグランドに駆けつける。基本練習の繰り返しは練習のポイントを抑えれば、その練習効果は絶大だ。相手の裏をかくオフェンス、そしてそれを見破るディフェンス、そしてさらにオフェンスの上達と反復練習を繰り返すたびに力がついていくからだ。ただ、その意識なく「こなす」練習になればその効果は半減する。いろいろなカード(引き出し)、アイテムを増やす。その個の力を組織で活かしてこそチームは強くなる。「個」と「組織」ともに両立していかねばならない。 |
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2009/6/8 (Mon) |
新たなリズム |
世代交代を迎えてあっという間の1週間であった。新チームの準備の遅れをいかにして取り戻すか、時間は本当に貴重と感じる。あの目に焼きついた激戦が1・2年生の選手の心に火をつけていたら、その時間も無限に広がるであろう。昨年に引き続き、月曜は休息日。体を動かさない分、自分の時間を有効に使い、明日からの練習に備えて欲しい。明日から3日間は午前中授業で、午後から練習時間が確保される。夏の勝敗はこういう日の使い方にかかっている。 |
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2009/6/7 (Sun) |
練習がチームをつくる |
早いもので新チームになって1週間が経過した。中学の経験もありコンビネーションの点では遺産もあるだが、スピード、パワー、テクニックで中学のハンドボールと高校のハンドボールの違いがあり、それに慣れるには時間を要する。もちろん、時間が経過すれば自然と身につくわけではなく、そこには「練習」という名の自己研鑽(けんさん)が必要だ。練習でうまくなり、練習でチーム力が増す。1年後に満足のいく結果の残せるように、練習を大切にしよう。 |
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2009/6/6 (Sat) |
繊細さ、力強さ |
雨上がりのグランド。ゲーム形式の練習で、7月の大会に向けての「組織」の仕上げを急ぐ。他チームより1ヶ月遅いチーム作りのため、仕上げのスピードは急を要する。とはいうものの大雑把ではいけない。緻密に繊細にワンプレーワンプレーを丁寧に。その緻密さがあってこそ力強い大胆なプレーがいきてくる。 |
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2009/6/5 (Fri) |
最初の一歩 |
雨が降った。梅雨に入ればこの後も雨が降ることも多くなる。全天候型の練習場をもたない我が部では、限られたスペースで「雨天メニュー」を行うことになる。新チームになり、初めての「雨天メニュー」。こういう練習も積もれば財産となる。ただやるだけでなく「なぜやるか」を考えてやるとその効果も変わってくる。単調でつらいメニューだが、耐えることで忍耐力もつく。いろいろなことが初めてづくし。しかし、その一歩がなければ頂上にはたどり着けない。何年経ってもハンドボールは生きる道しるべを与えてくれる。 |
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2009/6/4 (Thu) |
自律心を高めるには |
新チームになり、初めての「監督不在」の練習である。これから先には何日あるか分からない選手のみの練習。この時間をいかに使うかでチームの命運は左右される。人間は弱いもので易きに流れることは従順承知している。そこでどうすれば自らを追い込み実りある練習が行えるのか。 勝負の世界は簡単な2元論の世界で勝ちか負けしかない。勝利は何よりの報酬だが、負けは心が引き裂かれるほど悔しいものだ。始まったばかりのチームでその「悔しさ」を体感していないためかも知れないが、「想像力」を働かせてみれば、集中力を欠いた練習がどちらになるかは火を見るより明らかだろう。心のそこから「負けたくない」という思いを抱けば、自ずと自律心は芽生える。熱くなければ強くはなれない。 |
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2009/6/3 (Wed) |
メタ認知 |
メタ認知:認知を認知すること。人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。
心理学用語だが、ハンドボールにおいては自分自身のプレーをあたかもスタンドからみているようにとらえ、よりよい位置をとれるようにする能力と置き換えてもいいであろう。ディフェンスでの位置取り、速攻での位置取り、セットでの位置取り、単に個の能力に任せず、(メタ認知)能力があれば、だれでも効率よく攻めたり、守ったりすることができる。 練習わずか2日目だが、その能力が高い選手が多いためか吸収力も高い。日々の精進でさまざまな能力がみがける。 |
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2009/6/2 (Tue) |
新チーム始動 |
新しい布陣で2009年度チームの練習が始まった。慣れ親しんだグランドで中学時代と変わらぬ慣れ親しんだチームメイトと始める練習。「中学」から「高校」に戦う舞台は変わったが、6年一貫のメリットは計り知れない。違和感なく新チームへの移行が行えた。 中学時代の「経験」という財産は、高校でも思う存分に活用することができる。その経験を活かすためには早くパワー、スピード、テクニックのある高校生のプレーに対応する「仕組み」を体得することだ。そのコツをつかめばチームは一気に成長する。潜在能力は高い。日々の努力をどこまで続けていけるかがこのチームの勝敗を左右する。千里の道も一歩から。 |
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2009/6/1 (Mon) |
スタート |
早速、新チームのミーティングを始めた。主将・副将などチームの幹部を決め、根幹となるチームの「目標」も設定した。今チームは2年生が5名と多くはないが、これをチャンスに変え「少数精鋭」の集団指導体制でチームを牽引してくれることを期待する。そして、目標は「尾張優勝」と「県大会ベスト8」と定めた。先代の成績から周囲の期待の声も大きいが、監督・選手が一致した目標を掲げた。守りに入るのではなく、新チームは「攻め」の姿勢でいく決意の現われだ。時間は、これから1年ある。 成功の反対は「失敗」ではない。「はじめないこと」だ。幾多の「失敗」も「過程」に過ぎない。もうすでに、決意は固まった。行動あるのみ。 |
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