2008/7/26 (Sat) |
頭を鍛える |
土曜日だが、特別授業が行われる滝学園。朝から気温もぐんぐん上がる。午前中、中学西尾張大会の吉報が届く。決勝進出で県大会出場決定のニュース。冬の苦汁を乗り越え、春、そして夏に快挙を成し遂げた。午後の知らせでアクシデントにより優勝杯こそのがしたようだが、この先に進める喜びで胸一杯のことであろう。得点力は相当なもの。大舞台でも普段通りのプレーができれば上位進出の力はあるように思う。中学生活の最後の大物を釣り上げてほしいと願う。 さて、日々更新する今年度最高気温のまさにその気温の中で下校時間までの練習が続く。4時を過ぎれば風が心地よく感じるほどのなかでの練習は選手にとっては過酷そのもの。しかし、見学者・初心者を含め誰一人として脱落するものはいない。チームの目標が結束力を生んでいる。とはいうものの熱に体力を奪われ、無意識に脱力する時間がないわけではない。しかし、この時こそ選手は頭を使いいかに効率よく点をとるかを考えてプレーしているような気がする。選手は本当によくやっている。しかし、それだけで勝てるほど甘くはないのも現実。まだまだ頭を使えばもっとうまくなる。 |
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2008/7/25 (Fri) |
no pain,no gain |
前期特別授業が始まった。愛知県選手権尾張予選が今年度より室内で行われるようになったため、これまで日焼けで目立った顔も教室の中ではなりをひそめた。しかし、内容の濃い休日を過ごしてきたのではないかと自負している。 今日は午後最高気温を記録するグランドでひたすら練習に明け暮れた。日焼けもすぐに他のアウトドアクラブに追いつく勢いだ。立っているだけでめまいのするグランドで愛知県選手権に向けての猛特訓が続く。各地区の予選もすべて終了したようだ。対戦相手も気になるところだが、それよりも自分との戦いに勝つことが強いられる。 no pain,no gain 努力は裏切らない。練習は嘘をつかない。自分を信じて自分と戦う絶好のチャンス到来だ。 |
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2008/7/24 (Thu) |
練習できる幸せ |
午前中勉強会ののち午後から練習。明日から特別授業が始まるが、その前に宿題を片付けようと勉強も「チーム」で取り組む。連日の猛暑日で練習の集中力が欠ける場面もあるが、それを支えるのは「チームの目標」にほかならない。暑さ、疲労、それらを乗り越えて実のある練習をしてこそ、目標は近づく。 人が嫌がることの代名詞、皿洗いができることに感謝している人がいる。こう聞いてどんなもの好きかと思う。どんな人か想像をめぐらす。ある盲人が突然目を開くことができた。これまで人の世話になっていたが、これからは人のために皿洗いができると涙をこぼした。 同じことでも、とらえ方によっては苦痛にも幸福にもなる。練習はどう?みんな勝ちたいから練習している。暑さや疲労にも「幸せ」はつまっている。 |
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2008/7/23 (Wed) |
異なる立場で |
休日明けの練習。8日後に迫った県大会をもう一歩成長して迎えたい。予選で露呈した弱点をチーム全体で補っていかねばなるまい。そこで、ディフェンスもオフェンスも少しこれまでの「システム」を壊して、新しいことに挑戦する。根本を壊すものではない。あくまでも自チームの強化のためだ。これまでとは異なる立場で視界が広がることを期待する。 明日も充実した1日を過ごしたい。時間だけは厳守。 |
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2008/7/22 (Tue) |
充実させる |
1つ目の夏の大会が終わったが、この夏はまだ2つの大会が残されている。31日からは5年目を迎える豊橋での県大会が開催される。25日からは後期の特別授業も始り、授業の合間にもテストがあり、そのなかで当然練習もあり、普段よりも慌ただしく夏は過ぎていく。昨日の敗戦を思い返すと、負けず嫌いな性格が災いして辛い思いもする。しかし、このあわただしさはむしろ「充実した夏」に変わることもでき、まだある大会に照準を絞るチャンスにさえ思えてくる。 明日から、目標到達に向けてのトレーニングが再開される。辛いに一を足すと「幸せ」になる。目標達成で幸せを充満させれるよう暑さを吹き飛ばす練習を。 |
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2008/7/21 (Mon) |
さあ、次へ |
準決勝 滝16(12−9,4−12)21起工業 3位決定戦 滝21(11−6,10−8)14一宮南
己の、そして自分たちの今の実力をはかる上では、厳しい結果となったが、よい試合ができた。goodという意味の「よい」ではなく、その先の糧となるという意味での「よい」だ。昨年からの試合経験のある選手、滝中創部世代、さまざまなプラスの要素が、ともすると「過信」に変わるところであった。しかし、勝負の世界は厳しい。1つの蟻の一穴でも50分の間で大穴と化してしまう。精神面もさることながらなにより技術、力が足りなかった。 しかし、チームははじまったばかりだ。やりたいことは山ほどある。この夏、時間もたっぷりある。充実した夏になりそうだ。 |
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2008/7/20 (Sun) |
いよいよ決戦 |
滝29(11−4,18−6)10新川
振り返るとミスも多いが、まずまずの試合展開で終始優位に試合を進めることができた。 いよいよ明日が最初の優勝カップへのチャレンジの日。まさにチャレンジャーといういい意味で気楽な気分で戦える。欲を張って動きが悪くなることなく、普段どおりのプレーを心がけたい。ミスもある。失敗もある。まだチーム結成して2ヶ月足らずの若いチームだ。ミスを恐れず貪欲に戦うのみだ。 |
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2008/7/19 (Sat) |
1年の計は |
滝26(12−6,14−6)12古知野
1年の計は元旦にありというが、新チームの1年はここからスタート。先の長い1年間の戦いが今日から始まったという感じだ。もちろん、今大会にも目標がある。その目標に向けて1つ1つ確実に勝利を手に入れていくだけだ。明日もまた、集中して戦うだけだ。 |
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2008/7/18 (Fri) |
執念よ、実れ |
放送による終業式の最中、けたたましい雷音が江南の空にこだました。一瞬のうちにグランドは水につかった。天気予報では小雨であったためひそかに期待していたが一瞬にその淡い期待もけしとんだ。 数年前、大会前日に雨のため、練習場所が確保されず、そのまま試合に突入したことがあった。急激な暑さに体が硬直し、ボールも手に付かず前半20分過ぎて0−7という綱渡りの試合を経験したことがある。前日の数時間の練習で変わるものではないかもしれないが、それでもコンディショニングの重要さを先輩たちが身をもって示してくれた。 雨が上がり真夏の太陽が照った。あとは祈るしかない。選手たちと3時間に及ぶ宿題との格闘ののち、少し水溜りの残る下からの水蒸気で異様に暑い第4グランドでわずかだが、練習することができた。この執念、何とか通じてくれ。ハンドの神よ。 |
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2008/7/17 (Thu) |
すべてには意味がある。みつけるのは自分。 |
昨日の練習で手首を骨折してしまった選手が出た。ラフプレーとハードなプレーの線引きを教えきれず、私の不徳のいたすところで怪我をした選手には申し訳ない思いでいっぱいだ。怪我をしないプレーの質を見極められる選手に育て上げる使命感を痛感する。 その怪我をした場面のプレーを今日の選手たちは頭に焼付け対応した賢明なプレーが見られた。そのことでチーム力が上がってくれれば、(怪我は許されるものではないが、)意味が生まれる。 初心者で入部してきた選手。彼にハンドボールの楽しみを伝える。どうすれば伝わるのか。考える機会を与えてくれている。 すべてのものには意味がある。どうとらえどう答えを出すかは自分次第。目標に向かうためには謙虚な姿勢を忘れてはなるまい。 |
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2008/7/16 (Wed) |
適応能力は頭脳力 |
乾いたグランドを修復するため、グランドにニガリをまいた。完全にグランドに溶け込まず一部はぬかるんだ状態となっていた。ボールもバウンドさせれば、その水分を吸い手につかなくなることが多かった。 いつもと違う環境での練習。いつもの硬い乾いたグランドとは違う。決していい環境ではないのだが、選手の適応力を図る上ではうってつけの環境だ。普段からエラーの少ない選手は、プレーの質を変え状況に応じた投げ方やプレーをするため、それほどの変化は見られない。状況が悪化している中での現状維持は「進化」ともいえる。ところが、普段からエラーの多い選手はエラーの回数が急激に増え、普段できるプレーまでできなくなってしまう。適応力はセンスもあるのだが、自分で考える頭脳力もある。パワーやスピードを磨くことも武器だが、適応する力もぜひ身につけて欲しい。 |
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2008/7/15 (Tue) |
「探す」より「見逃さない」、今は |
うだるような暑さは今日も続く。グランドに向かう途中午後4時ごろでも車の外気温は35度を示していた。比較の問題かもしれないが、その後、日が沈む頃には涼しくも感じる。たくましく育つ環境に感謝しなければ。 大会に向けてのポイントを整理した練習を続ける。試合経験のある2年生が多いとはいえ、新メンバーも加わり、まだまだぎこちなさが残る。それをスムーズに滑らかにするのがこの時期の課題だ。 現状のチームでは、ファインプレーやスーパープレーはいらない。もちろん、時期によっては個人技に頼らざるをえないチームコンディションのときもあるのだが、今は、チャンスを「探す」のではなく、絶対にあるチャンスを「見逃さない」ことのほうが重要だ。より消極的に聞こえるかも知れないが、ノーマークや数的優位をあまりにも見逃しすぎる現状では、基本に徹する方が結果に結びつく。得点チャンスは見逃さない。当たり前のことを当たり前にやる。これが優勝チャンスを見逃さなくなることになるのではないか。 |
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2008/7/14 (Mon) |
テンポ |
土曜日から続く猛暑日で教室の生徒の様子もお疲れの様子。まもなく夏休みに突入する。幼き頃の遠足の前日ではないが、指折り数えて沸き立つエネルギーを勉強にも注入して欲しい。 部活のない月曜日。自身もリフレッシュのため読書に時間を当てる。スポーツ選手の心のうちは非常に興味があるため、何気なく目に留まった宮里藍選手の『I am here.』(角川ssc新書)を読んだ。ゴルフに興味があるわけではないので、宮里選手がスランプに陥っていることさえ知らなかったが、勝てない苦悩と戦っている様子がひしひしと伝わってくる。 試合で負けるたびに思う己の苦悩。勝負の世界は苦悩の連続だ。戦うフィールドは違っても共通している。その壁をどう乗り越えるのか。著者の父の助言「やっぱりテンポ(が大事)だね」という言葉が、現チームにもあてはまる気がする。メカニックよりもフィーリングが大事なこともあるだろう。そういう風を起せる人間的力も必要だろう。 |
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2008/7/13 (Sun) |
守・破・離の守 |
武道や茶道の世界では守・破・離というものがある。 「守」はまず、師からの教えを忠実に学び、型や作法、知識の基本を習得する段階。「破」は経験と鍛錬を重ね、師の教えを土台としながらも、それを打ち破るように自分なりの真意を会得する段階。「離」はこれまで教わった型や知識にいっさいとらわれることなく、思うがままに至芸の境地に飛躍する段階のこと。 ヨーロッパで生まれたハンドボールに「道」は合わないかもしれないが、チームという組織と個人という点では、非常に当てはまるものである。新チームが始まって1か月が過ぎた。過去の経験がそのまま結果につながるものでもない。まさに「新チーム」と考えた場合、少なくとも5年のハンドボールキャリアのある選手が思うように力を発揮するためには、まず、チームの約束事の「守」を徹底することが必要だ。青は藍より出でて藍よりも青し。 |
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2008/7/12 (Sat) |
役割分担 |
週末だが、校外模試のあとのわずかな時間を利用してグランドで練習。練習の終わりには試合勘を養う実践的なトレーニング。昨日今日ですぐに上達しないのが、ハンドボール。すぐに結果がでるほど甘くはないことは分かっているが、まだまだ持てる力を出し切れていないのが少しもどかしい。個人の能力を発揮するためには、少なくともコートに立つ7人の役割分担を明確にしなければならない。精神論で片付けてしまわず、100%力が出し切れない原因を考えなければいけないだろう。作戦版を頭の中におき、自分だけの視野でなく自分をも1プレーヤーとして攻め所を探る必要がある。個人技だけで抜け出しても次に決まる保証はない。「勝とう勝とうは負のもと」。気持ちばかりが先行せずに、じっくり考えてみることも必要だ。 |
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2008/7/11 (Fri) |
中庸 |
初陣まで残り1週間。最後の仕上げにとりかかるため、実戦形式の練習が続く。実力があるから試合展開を優位に進めれるとは限らない。むしろ、試合展開を優位に進められるチームが実力があるチームといえるだろう。劣勢の時、いかに己を信じて闘うことができるか。勝ちを急ぎ、バーに当てたり、ノーマークを見逃したり、相手にパスしたりと普段しないプレーがでる。反対に勝敗にこだわらず、手を抜いたディフェンスをしたりするのも実力を蓄えることにならない。心の平静を保つのは意外と難しい。であるならば、それ(劣勢の試合展開)さえも練習と位置づけ強心臓を鍛えてみてはどうだろう。力みすぎず緩め過ぎず。硬過ぎず柔らか過ぎず。急ぎ過ぎず緩慢過ぎず。中庸の精神で。 |
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2008/7/10 (Thu) |
強くなろうという意志が強くする |
授業の空き時間、何気に廊下を歩いていると音楽室からどこかで聞いたことのある音楽と歌が聞こえてきた。誰もが知っている歌謡曲であった。教室から漏れ聞こえる音なので確かなことは分からないが、心なしか元気がないような気がした。少なくともカラオケボックスで聴く同じ歌よりは。 同じものでも、とらえ方によって全く違うものになる。授業で歌わされる歌と、ストレス発散にシャウトする歌。「もし、君が何かを教えようとするならば、彼は決して学ぼうとしないだろう。」(バーナード・ショウ) 学ぶとは、自らの意志で行動すること。失敗は当然つきもの。それを乗り越えてこそ「学ぶこと」ができる。 チームも個人も同じ。勝とうとする意志がないところに進歩はない。強くなろうとする意志が強くする。 |
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2008/7/9 (Wed) |
ゆとり、視野 |
久しぶりに3年生がグランドにやってきた。卒業アルバムの写真撮影だが、現役にとっては新チームになっての1ヶ月でどれほど成長したかをはかるバロメーターになる。 この戦いはほとんど現役が勝つことがない。引退した3年生は体力はないが、ゆとりとハンドボールに対する「知力」を身につけ、総合的にうまくなっているからであろう。必死の現役を手のひらで転がすように手玉にとる。期待した現役であったが、今年も例年通りの結果に終わった。 今日のゲームは3年生をほめるべきであろう。それほど、プレーにゆとりがあり、幅があった。負けた現役には厳しい言葉を投げかけたが、引退する前にその手玉に取るエッセンスを感じ取らなければならない。必死さをどう使うかが問題なのだ。気分や雰囲気だけで勝敗を決めてはならない。一生懸命さは知力だけ出なく知力にも活かさねば、今日のような結果となる。 恩に報いるためには、夏、勝つしかない。 |
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2008/7/8 (Tue) |
答えは自分で探す |
朝の雷雨で練習が危ぶまれたが、夏の日差しのおかげで急遽、グランドを修復し、練習。週末の課題を中心に鍛える。大まかな戦術やゲームプランをベンチから指示することはできるが、状況、場面における判断は、残念ながらベンチですることはできない。このミクロ(近視的)の世界の解答は、練習の中で自分で見つけるしかないのだ。果敢に新しいことに挑戦すればミスが出るに決まっている。ぎこちないフェイントの足取りやパスミスなどは日常茶飯事だろう。そんなミスは恐れず、自分の思い描くプレーを試してみることだ。無意識に正解を得られるまで反復練習あるのみ。ヒントは与える。正解は自分で探すしかない。 |
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2008/7/7 (Mon) |
練習待望 |
月曜日で練習休養日。週末の練習を頭で整理する。1年間の長期でチームの成長を考えればよいのだが、目の前に大きな「獲物」があれば、手に入れたいと思い手を伸ばすのはアスリートの宿命だろう。2週間後に迫った愛知県選手権尾張予選。3年前にあと1点まで迫った初のタイトルを今年度は是が非でも手に入れたい。
「塩の辛さ、砂糖の甘さは学問では理解できない。だが、なめてみればすぐ分かる。」 (松下幸之助) プレーの反省点を指摘し指導する。選手自ら自分のものにするためには、やはり練習しかない。 |
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2008/7/6 (Sun) |
深く考えて |
ゴール(目的)を定め、そこに向かって歩む。途中に障害があれば、いろいろ知恵を絞りそれを乗り越えようとする。そうでないと目的地に到達することは困難だ。新チームの目標は高い。そこに到達するためにはチーム25名で役割を分担し、各々が知恵を絞り、自らの行動を判断して前に進めていかなければならない。プレーの面でもそれ以外の面でも新チームがスタートした今、もう一度深く自分自身の行動を考えてみよう。まだまだ考える余地が相当あるような気がする。その分、伸びしろもあるということだ。知恵と知識のある賢明なハンドボールを目指す。 |
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2008/7/5 (Sat) |
エンジン |
暑い夏がやってきた。グランドにたつだけで汗がにじむ。大会は2週間後。まだまだ気温は上がるだろう。このなかでどう戦うか。 すばらしい流線型の美しいボディーを持った車でもエンジンが小さければ最大なパフォーマンスを発揮することはできない。いくら技術を身につけても走れる馬力がなければ、勝利を手にすることはできないだろう。 技術もまだまだだが、その前提には走れる体力が必要。走って走って走りまくる。 |
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2008/7/4 (Fri) |
少しずつペースをあげよう |
真夏のような日差しが照り返す午後のグランドで練習。久しぶりにオールコートを使ってのメニューを実施すると、視野やスピードの違いからか、パスミス、選手同士の衝突など不慣れなミスが連発した。昨日の4分の1面コートから一気に視界が広がったためでもないだろうが、実戦の重要性を改めて痛感した。短期的なゴール(目標)をみれば、もうそこまで迫っている。少しペースを上げていかねばなるまい。
練習後、中学の特別練習に参加し一緒に汗を流した。テスト期間中とは打って変わって調子を上げてきているみたいだ。夏に大きな収穫があることを切に願っている。がんばろう!滝ハンド! |
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2008/7/3 (Thu) |
虎穴にいらずんば |
雨上がりのグランド。わずかに乾いた猫の額ほどのスペースに特設コートを作り練習に取り組む。テスト明けでの錆び落としの意味も含めて。両サイドが限定され、かなり窮屈な練習スペースであったが、ならばその間隙をつく練習と前向きにとらえる。いつもとは違う空間に戸惑いもあったが、強い1対1が打開の鍵となり、それなりに意味のある練習ができたように思われる。「虎穴にいらずんば虎児を得ず」。やはり、マンツーマンなきところに得点はない。失敗を恐れずチャレンジ。広い空間でも活かせる。 |
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2008/7/2 (Wed) |
栄光までの道のり |
定期考査があけ、初陣となる愛知県選手権尾張予選への戦いへの道のりを歩みはじめた。3年生の残るチームもあるが、目標は優勝である。そのために練習している。結果の求められる勉強やスポーツではy=ax+bという数式があると聞いたことがある。yはもちろん結果。bは天性の才能、もって生まれたもの。これがあれば、結果を残すのに有利であることは疑いがない。 aは、集中力。そしてxは練習時間である。勉強もスポーツの練習もいかに集中して、多くの練習をこなすかが問われてくる。栄光には近道はない。地道に集中して練習あるのみだ。 |
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2008/7/1 (Tue) |
時間を使う |
月が変わり、いよいよ夏らしい気候となった。テストもいよいよ明日であける。採点や大会運営の準備で忙殺されるが、それもこれも「勝つため」に必要なもの。 本屋の立ち読みでこんな記事をみかけた。時間がないと言って読書しないのは、なんとももったいない。いや、むしろ読書しないから時間がないのだと。本には先人が何時間もかけて(ときには一生かけて)行ってきた試行錯誤がわずか数ページに凝縮されている。読書すればそのノウハウが蓄積され、考え方や行動にゆとりがうまれるのだと。 逆説的だがなるほどとうなづくばかりであった。時間には追われてはいけない。時間は使うものだ。明日からは、たっぷりとハンドボールに使う。 |
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2008/6/30 (Mon) |
精神に限界なし |
テストの採点に明け暮れる1日。まだまだ、ゴールには辿り着かない。ふと見とホームページに心に留まる言葉があった。「肉体に限界はあるが、精神に限界なし」。なるほどと思った。勉強疲れも脳という肉体の疲労であって、「上を目指そう」という精神に限界が来ているわけではない。 言葉は言霊、魂が宿る。自分に言い聞かせて、自分の仕事に戻る。精神には限界はない。 |
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2008/6/29 (Sun) |
学ぶ楽しさはいつまでも |
梅雨時の日曜日。気温も上がらず、絶好の勉強日和になったと思う。天候のおかげで今日は日ごろたまった仕事と自宅で格闘した。今年度から尾張地区の役員の仕事を引き継ぎ、7月の大会に向けての準備にも取り掛かる。 10年前には何もなかった滝高校ではじめて大会に参加したときには、休日に多くの先生が生徒のため汗を流す姿に感謝した。 1・2年経って、審判をさせていただくようになり、これまで多くの試合をジャッジしていただいた先生方に感謝した。 今年から本格的に運営する側に回り、これまでの大会運営や会計処理などをしていただいた先生方に心から感謝した。 まだまだ、県大会や全国大会の運営など骨身を削って生徒・ハンドボールのために尽力されている方も多くのいるのだろう。自身の身の小ささが実感される。 朝からエクセルと格闘。INDEXやMATCH、VLOOKUPなど聞きなれない関数と悪戦苦闘。もともと文系頭のため、失敗の連続であったが、何とか、思うようなシートが完成した。難しい数学の問題を解いたようでなんだか少し楽しい気持ちになった。もっと要領よい方法があるのであろうが、このホームページもすべて我流でできたもの。この悪戦苦闘(の末の小さな成功体験)が、一番楽しいのかもしれない。 まだ、採点が残っている。戦いは続く。
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2008/6/28 (Sat) |
どのような方向からでも |
ハンドボール競技規則(平成17年版) 第8条 次の行為は許される。 b どのような方向からでも、相手からボールを得るために、開いた片手を使うこと
年に一度の審判講習会に参加した。スポーツは審判がいなければ試合をすることはできない。 よい競技者(指導者)となるためには、ルールを熟知することも一つと要素となると思う。すばやい判断が1点になることもあるかもしれない。
’97熊本世界選手権の映像でフランスのリチャーソンのドリブルカット、パスカットの場面が流された。まさに見出しの「どのような方向からでも」手を出しボールを保持している。もちろん、ノーホイッスルで。どのような方向とは「後ろ」も「横」も含む。
勝つためには、(ルールの範囲内で)どのような方向からアプローチしても良い。 |
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2008/6/27 (Fri) |
戦いの舞台 |
夏の決戦の戦いの舞台が整えられた。新チーム初陣となる戦いだ。チームは1年のロングランだが、開幕戦はチームの左右する大事な戦いになる。当たり前だが、気負う必要はなく力を蓄えていくほか道はない。 テストも折り返し。この土日も気を緩めることなく突き進め。水曜日から練習再開だ。 |
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2008/6/26 (Thu) |
万全の準備を |
定期考査がはじまった。長時間におよぶ試験もあり、集中力も体力も必要とされる。 昨日に引き続き、中学生の特別練習に参加。暑さの中で少し体も慣れてくる。考えるスポーツである以上、その環境で考えられる頭脳を保つ体力も必要。そして考えた目標に対し、体を思うように動かせるようにしなければ、持てる力を引き出すことができない。 目標をかなえるためには準備が欠かせない。その目標が高ければ高いほど準備は周到でなければならない。中学生・高校生互いに目標に万全な準備を。 |
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2008/6/25 (Wed) |
予想以上 |
テスト前日のため、午前中授業。交通立ち番ののち、昨日から始まっている中学の熱中症対策特別練習に参加する。締め切った体育館は予想以上に暑い。それほどの気温ではなかったが、わずか数分で汗が噴き出した。中学生は、この暑さ、湿度からくる集中力の欠如で試合後半ミスが重なる。その対策のための練習でもある。 明日からいよいよテストがはじまる。長丁場の1週間。この気候の変化は想像以上。規則正しい生活で体調管理を万全に。夏本番まであと少し。 |
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2008/6/24 (Tue) |
好きなもののために |
テストが近づいてきた。試験週間に入り約1週間がたち、そろそろ、ハンドボールが恋しくなってきたもののいるのではないか。真剣に取り組んでいるものほどその思いは強くなる。梅雨時の変わりやすい天気、気温などを考えると指導する立場としても、はやる気持ちがないわけではない。しかし、今は自分のやるべきことをやるべきだ。
どんなときもどんなときも 僕が僕らしくあるために 「好きなものは好き!」と 言えるきもち抱きしめてたい どんなときもどんなときも 迷い探し続ける日々が 答えになること僕は知ってるから(槇原 敬之)
好きなもののためにやるべきをやる。 |
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2008/6/23 (Mon) |
自分との戦いは長い |
65分の授業がいつもより長く感じた月曜日。1試合間隔の2試合の審判がジワリと体にきているようだ。年齢を言い訳にできる年でもないし、日頃の鍛練不足が招いた結果なのだから、自分で対処するしかない。試合時間はあっという間の50分だが、そこにいたるには相当の時間を準備に当てねばならない。まして選手は当然のことだろう。
敵と戦う時間は短い 自分との戦いこそが明暗を分ける (王貞治)
試合も、入試もかけた時間に比べれば一瞬で結果はでる。勝負は自分との戦いに尽きる。一夜漬けでは真の実力(強い自己)は鍛えられないぞ。
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2008/6/22 (Sun) |
つながり |
以前から依頼されていた東海実業団選手権の審判に刈谷市の豊田自動織機まで朝からでかけた。日本リーグに参戦するおなじみの豊田合成ほか、豊田自動織機、ブラザー、新日鉄など東海地区の実業団が参加する大会である。会場や選手には、大先輩から高校時代活躍した選手まで、多くの選手から声をかけていただいた。人と人とのつながりは何にも代えがたい財産なのかもしれない。 おれがおれがの「我」をすてて、おかげおかげの「下」でいきる。
ハンドボールのおかげで、試合に勝つのとも違う、少し幸福な気持ちになれた日曜日であった。 |
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2008/6/21 (Sat) |
継続する |
部活のできない週末に入った。土曜講座にはたくさんのハンド部員と出会った。自主登校の日に自主的に登校する意欲。自宅で黙々と勉強している様子を思い浮かべてみる。第1回定期考査の結果にひやりとしたまたはやる気がでた一瞬。だれでもあったであろう。しかし、人間は忘却する生き物で、(だからこそ生きられる面もあるが)いかに、その一瞬のやる気を、長い時間継続するかが勝負となる。
「一瞬のやる気なら誰でも持てる。 けれども、持続性のあるやる気は深く認識したものだけに宿るのである。」 (野村克也)
明日、日曜日、そのやる気の持続を期待する。持続力は、ハンドにも通じる。 |
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2008/6/20 (Fri) |
なお、残っているもの |
テスト週間に入ったとたん、雨が降り始めた。大地にとっての恵みの雨。この機会に降り続いて、2週間後には梅雨明け、とはうまくいかないであろうが、少しささやかな幸運な気持ちになれる。 試験週間は、生徒が勉強している間に、試験の準備、成績処理に終われるが、それでも思索にふける時間がある。 学校という社会も日々変化してる。もちろん、良い方向に変わることもあれば、うーんとうなる変化もある。私立学校への期待もあり、教育がサービス化、商品化している部分も少なくない。 「学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそ教育だ。(アインシュタイン)」という格言がある。 部員にとって、「なお、残っているもの」。それがハンドボールであればこれ以上の幸福はない。 |
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2008/6/19 (Thu) |
苦しいから逃げるのではない。逃げるから苦しくなるのだ。 |
勉強は好きですか? 今週行われた高1の小論文での問いかけだ。好きと答える生徒は多くはない。勉強は必要ですか?嫌いなはずの勉強だがたいていが「必要」と答える。 勉強は「自分のため」という意見もあった。「親や教師のため」から脱皮する段階や、目標を設定しそれに向かうときにはよいであろう。しかし、いい大学に入りたい、とか、高い所得を得たいというだけの「自分のため」では薄っぺらなものになってしまう。 勉強は、自分のためと同時に「世(社会)のため」のものでもある。学者や教師だけでなく、身の回りにあるものすべて、パソコンも携帯も服も車も新聞も教科書も鉛筆もゲームもテレビも洗濯機も米もパンもすべて誰かが生産している。社会に参加し社会に恩返しができる人間になるためにありがたく勉強させていただいているのだと、(随分遠周りもしたが)最近思うにいたった。校訓の「報恩感謝」が心に響く。 しかし、勉強は字の通り「強いられる」ものでもある。 「苦しいから逃げるのではない。逃げるから苦しくなるのだ。」2週間逃げるな!ハンド部員に声援を送る。 |
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2008/6/18 (Wed) |
己との戦いの始まり |
定期考査前最後の練習が終わった。6月までを「基礎期間」と位置づけ、ひたすら単純練習に明け暮れてきた。この練習だけでおそらく勝つことはできないが、勝つためには必要な要素を鍛える練習である。 7月からは並行して大会にむけての組織固めに入りたい。役割を認識し、チームに貢献できるよう全力を尽くして欲しい。 これから気温や湿度が変わる7月に突入する。2週間、運動から遠ざかることに不安がないわけではないが、己との戦いと位置づけ、果敢にチャレンジを続け欲しい。エアコン、冷たい飲み物(食べ物)、誘惑に打ち勝つ強い意志は灼熱の練習を乗り切る大切なアイテムになるだろう。 |
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2008/6/17 (Tue) |
楽しいディフェンス |
火曜学習会で当初は全員揃わない火曜日であるが、急ぎ課題を終わらせた選手が駆け足で参上し、けが人を除いて全員で練習を行うことができた。 ここのところ、基礎トレーニングが続いていたが、テスト後の予習をかねて組織的な練習に少し取り掛かる。まずはディフェンスから始めた。指導の方もディフェンス的視点に重きを置き選手を激励するとディフェンスの楽しみに気づき、積極的な姿勢、味方のコミュニケーションなど明るい材料ばかりであった。守れなければ速攻はない。守りは攻撃の第一歩。明日一日も守りに守れ、守りが先制攻撃になるように。 |
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2008/6/16 (Mon) |
伝える力 |
新しい一週間が始まる。今週は木曜日から定期考査期間に入り、練習できるのはあと2日。天気予報でも週の初めは天気が持ちそうで、練習できるありがたみをかみしめて練習に取り組みたい。テスト勉強では、第1回定期考査の汚名をそそぐため、早くから取り組みはじめて欲しい選手も多い。勉強は自分のためだけでなく、チームのためにもなる。 重大事故の際に引き合いに出される「ハインリッヒの法則」。重大事故を1とすると、軽傷29、無償災害は300になるという労働災害の法則だ。俗に言う「アイコンタクト」は、意思疎通の方法を多く経験、共有しながら完成させていく。そこには、個人の広い意味でのコミュニケーションの力が必要なのだ。勉強は思いや解答を文字に変えていく。グランドは大きな声、選手へのいたわりなどが相手に伝わる。以心伝心できるよう伝える力を高めたい。 |
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2008/6/15 (Sun) |
賢明さ |
勝負は文字通り、勝ちと負けがある。しかし、その差は大差でも1点差でも限りない溝がある。だからと言って勝利至上主義に走るつもりはないが、勝利を目指さぬところには人間的進歩もない。わがチームが勝利を目指すのはそのためといってよい。チームの勝利のための、ひたむきさ、惜しみない努力は称賛にされよう。もうひとつ重要な要素に「賢明さ」がある。ハンドボールの特性や相手チームの分析、試合会場の環境などありとあらゆるものが個人の賢明さによって判断される。カチカチの頭脳でも「賢さ」にズルがつくものでもない。真の賢明さは日常生活からでも養うことができる。自戒をこめ、賢明なハンドボールを目指す。 |
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2008/6/14 (Sat) |
動かせるのは自分、主体性の追求 |
2人の中小企業の経営者の話。率先垂範を実践しようと2人とも朝誰よりも早く来て社員の便所掃除をする。一人は、社長が便所掃除をすれば、気のつく社員が「かわりましょうか」といってくれるであろうという期待をもって。別の一人は、社員のために便所ぐらい気持ちよくしてもらおうという一心で。数年後、会社の業績には大きな差ができたという。 練習時間は同じ。同じように練習する。うまくなろうという一心で必死に耳を傾ける選手とメニューをこなす選手。1年後には大きな違いがうまれるであろう。もっといえば、そのような姿勢は、この先の人生の場面でも現れてくる。結局、動かせるのは自分しかいない。受け身の姿勢や他力本願ではなく、自分で動くことが必要だ。チームの勝利のために。 |
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2008/6/13 (Fri) |
考えるまもなく |
日中は真夏のような暑さ。練習の始まる夕方にも少し暑さが残る。今日も基本のトレーニング。得点力の強化に重点をおく。ここでもう一段階、得点力をあげるには、堅実なプレーでそつなく点をとれるようにすること。ノーマークシュートでもさまざまなシュートのカードが必要だろう。キーパーとのかけひきを考えながらより最適な、より確実性のあるシュートを狙うこと。何度も反復を繰り返せば、考えるまもなく、無意識の世界で選択できるようになる。その無の境地に至るまで練習あるのみ。テスト前最後の週末も無の境地へ。 |
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2008/6/12 (Thu) |
チャレンジする心 |
朝の雨から打って変わり、晴天に恵まれた。グランドの状態も硬すぎずやわらかすぎずのベストコンディション。週間予報では、晴天が続くようで心も晴れ晴れしてきた。あと1週間でテスト週間に入るのが少し残念だが。 今の時期、練習では失敗を奨励している。新しいことにチャレンジすればうまくいかないことが多いのは当たり前のことだ。もちろん、失敗が許されない時期もあるのだが、今はチャレンジして試行錯誤して、新しい技術、武器を増やして欲しいと願っている。度重なる練習ができなかったことをできるようにする。その楽しみは計り知れない。明日も自分へのチャレンジを忘れずに。 |
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2008/6/11 (Wed) |
勝ちたい思いを表現 |
時折、風が吹き抜ける梅雨の中休みのなか、今日も無事に練習を終えることができた。技術の面では、例年以上に高いものをもつが、思いを表現することを苦手とする選手も少なくないのが今年のチームの特徴だ。冷静に物事を考えることも大切だが、爆発的なお祭りのような勢いを作り出す力も勝負の世界では必要である。高い目標を掲げるならば、「負けたくない」思いも強いはず。殻にこもっているよりも力を出し切れず、負けることのほうがつらいであろう。新主将・新副将はときに心を鬼にして後輩を指導する必要もある。だれでも人に嫌われたいものはいない。甘やかすことと勝利に導くために厳しくすることは違うのだ。勝ちたい思いをきちんと表現してこそ、真の勝者となる。 |
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2008/6/10 (Tue) |
組織に頼らない個人 |
猫の目のように変わる毎日の天気予報。職場のインターネットでも時間単位で天気予報をみる日々が続く。今日は晴天に恵まれた。気温もぐんぐんあがった。夏は近づいている。この夏、一度目の勝負をかける。 練習は、基本にこだわり、シュート、フェイント、パスセンスの個人技の技術向上を反復している。裏を返せば、そのディフェンスも鍛えているつもりなのだが、なかなかこれがうまくいっていないようだ。チームの約束事の仕組みがあり、これまでその役割分担のなかで戦ってきた。その役割が明確になればなるほど組織的なディフェンスが強固になってくる。現在は意図的にその練習をしていないわけではないが、個の技量、判断力で守るべき力を強化して欲しいとも願っている。どんなディフェンスシステムでも共通する個のディフェンス力がある。オフェンスとともにディフェンスでも楽しみを見出せるよう反復練習を繰り返せ。明日の天気予報、好転したようだ。 |
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2008/6/9 (Mon) |
考えることの連続 |
週の始まり。今チームも月曜日は原則オフにしている。しかし、いつもにもまして、月曜日に考えることも多い。もちろん、チームについてのことだ。選手が真剣に勝利を目指し、真剣にレギュラー取りを目指している今の時期、チームの最大限の力を引き出せるようこちらも負けじと考えることをやめてはなるまい。 梅雨時で練習も思うに任せられないが、今が基礎の基礎を形作る時。明日からの練習でも「考えるハンドボール」の徹底を。 |
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2008/6/8 (Sun) |
先を見据えて、ゆっくりあわてる |
ハンド経験者で占められた現高2。昨年からの試合経験者も多く、これまでのようなチーム作りとは勝手が違う。それは上を目指せるというチャンスでもあるのだが。 これまでのチームであれば「6月はこれぐらい」とペースを整えながらゆっくりと進めていくことができたが、今年はその面で「もう少し」と期待が大きい分要求も高くなってしまうようだ。確かに1ヵ月後には初の大会があり、その「結果」も追い求めたい。さらに県大会では、これまでの結果では選手も満足しないであろう。しかし、ふと現状を振り返るとこの先1年近くある。選手たちの意識も高い。先を見据えて、そしてなおかつ求める要求に到達するスピードでチーム作りをしていけばよいであろう。仲間を信じ、己を信じ。部旗に刻まれた言葉を胸に。 |
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2008/6/7 (Sat) |
高い意識 |
土曜講座ののちの練習。久しぶりに好天にも恵まれ、練習時間も確保できた。新チームになって早いもので2週間が過ぎたが、選手の意識は高く、練習にも多様なプレー、創造的なプレーが生れてくる。まだ、ミスに対しては目をつぶっているところもあり、実戦でどれだけ使えるかが今後の挑戦。高い意識が災いして小さなプレーに固執しないように。大きな自分に成長するための「苦しみ」はあって当然なのだ。新チーム結成当時は、この苦しみとの戦いでもある。これに打ち勝つ強い自分を築き上げよう。 |
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2008/6/6 (Fri) |
時間を使う |
1年生の進路指導部の講演会を終えたあと、先に練習を始めている2年生の待つグランドへ急ぐ。すでに多くのメニューをこなしていた最上級生。雨の都合で新チームになってから数日間しかグランド練習をできていないが、目的意識は高そうだ。1年生も合流し、基礎的な練習に勤しむ。同じ練習メニューの中でも「変化」の兆しが現れた。それは、プレーにおける時間の使い方。クイックシュートもあれば、しっかり空中でためてうつシュートも自然と増えてきた。パスプレーにも時間的工夫が少しずつ生れてきた。チームスポーツは必ず相手があるもので、試合では相手が立ちはだかる。うまく時間を使えれば、はぐらかすこともできるようになるであろう。 久々の週末、天気に恵まれそうだ。わくわくしながら明日をまつ。 |
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2008/6/5 (Thu) |
予測する、対応する |
梅雨時だから仕方がないことなのかもしれないが、昼過ぎから雨が降り出した。急遽、室内メニューに変更だが、トレーニングを「脳内」に置き換えて実施した。直接的な効果は薄いかもしれないが、「集中力」「予測する力」など、幅広い力が養えると期待してのことだ。めまぐるしき状況のかわるスピードハンドの時代にコートで最適な選択を迫られるのは、選手自身。また、その判断力、応用力は日常生活でも役に立つ。天候の変化を予測し、対応してチーム力を上げていくことも、天からの贈り物かもしれない。 |
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2008/6/4 (Wed) |
生活の原点 |
学級別PTA最終日。3日間で41名のクラスの保護者と面談を追え、グランドへ急ぎ走る。学校の中心はもちろん教室であるべきだが、自分の原点はやはりここ第4グランドにある。選手たちの表情、目標に向かう姿勢、ここも「教室」なのだ。 選手たちに問う。後ろを振り返ってばかりいては前は見えない。足元ばかり気にしていては、上を見上げることは難しい。今、何をすべきかを。 地に足をつけて着実に進まねば高い高い目標には到達しない。滝高校生としての原点と、ハンドボール選手としての原点を今一度確認しよう。 |
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2008/6/3 (Tue) |
継続する力 |
朝の10分間読書の時間だけで1冊の本を読み終えた。約200ページの小さな本だが、わずかな達成感を味わうことができた。雨の日の細切れの時間、昨年とは少し趣向を変え、トレーニングメニューを課した。梅雨入りした期間を前向きにとらえ、定期的にトレーニングを継続し、あたり負しない強い体と、しなやかな身のこなしを会得したい。 とはいうものの、これはあくまで補助食品、サプリメントのようなものだ。本当の栄養(実力養成)はコートにあるのであろう。明日は天気も回復。思う存分、ボールを投げ体を動かし技術を高めるハンドボールを楽しめる。 |
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2008/6/2 (Mon) |
厳しい現実 |
本日からはじまった学級別PTA(保護者会)。第1回定期考査の結果が出揃った上での懇談で我がハンド部には厳しい現実が突きつけられた。この部難をどう乗り切っていくのか、知恵を絞らねばならない。学業あっての部活動ということを真剣に心に刻まねば。毎年毎年のこととはいえ特に責任を痛感している。 練習は雨天バージョン。選手たちのみでの体力トレーニングは、目的意識がなければ効果は薄い。信じることしかできないが、信じることが力になると願っている。 日常生活から地道な体力トレーニングにいたるまで、今が正念場。歯を食いしばり、がんばるしかこの状況を打開できないだろう。 |
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2008/6/1 (Sun) |
江南の地で |
県大会決勝の日。(前)豊田市体育館の時代から7〜8年、毎年見てきた決勝を今年は見送り、地道に江南の地でじりじりと紫外線に皮膚を焼きながら練習をした。聞けば、歴史的な大接戦であったようで、悔いがないといえばうそになるが、1年後の目標と引き換えに練習を選んだ。こういう日の練習が1点でも0.5点でも上積みされていくと言い聞かせている。 明日からは学級別PTA(保護者面談)が始まる。天候が不安視されるが、まとまった練習時間が確保される貴重な日。担任でもある顧問は不在となるが、新チームにとっては、新体制での初練習。自らを律するのは、共通の「目標」に向かう姿勢しかあるまい。 |
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2008/5/31 (Sat) |
地道な努力の継続 |
先週の思い出の残るスカイホールトヨタへ。最後の8チームの熱い戦い。準々決勝の結果はすべてシード校が勝利をおさめたが、点差など関係なく、本当に素晴らしい戦いばかりで胸が熱くなった。 今ある環境で少しでもこの舞台に届くよう地道な努力を続けること。1日1日を無駄にせず、努力しかない。決意を新たに明日がくる。 |
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2008/5/30 (Fri) |
武器を増やす |
高校1年生の球技大会。グランドの監督の傍ら、宮崎人気か今年の種目に選ばれたハンドボールに出る部員の姿に目を向ける。全くの未経験者を相手に孤軍奮闘する選手に新鮮さを覚えながら、ボールをゴールを押し込むだけのシンプルなゲームの原点をさぐる。目の前の敵をかわしてシュートを打つだけだ。 ハンドボール歴4年目5年目の選手が集まるグランドに移る。技術や組織で覆い隠されたハンドボールだが、やはり原点は同じ。しかし、そこにいたる方法はあればあるほど目の前の敵をかわしやすくなる。この時期、失敗なんてまるで恐れる必要はない。むしろ、たくさん失敗し、体にあざを作ってでも多彩なシュートやフェイントの技術を身につけたほうが1年後には大きな華を咲かせることができるであろう。 明日は県大会ベスト八の対戦。来年はこのステージに立つことは至上命題。こつこつ積み上げていく。 |
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2008/5/29 (Thu) |
先を読む行動 |
新チームへの移行期のキーワードに「先を読んで行動する」ことをあげた。3年生がいたときには気遣いのできる先輩に助けられた場面も多かったが、幹部になった2年生は、部員数も多く、ともすると責任が分散してしまう傾向があるからだ。雨上がりのコートには水溜りもあったが、懸命に修復する2年生の姿があった。明日の球技大会でグランドにくるのが遅れそうな1年生は、今日のうちに練習後グランドにラインを引き始めた。目標に掲げることでこれだけ変われればプレーの面でもきっとうまくなっていくであろう。持続すること、そして、疲労がたまったり、逆境に追い込まれたときにもしっかりと頭を働かせて先読みできる行動をとって欲しい。 当然、この行動はプレーにも活かせる。相手の動きを「よむ力」は、スポーツの世界においてはなくてはならない武器だからだ。 |
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2008/5/28 (Wed) |
意識下にもぐりこむまで |
新チーム練習2日目。はじまって2日目とは思えない熟練した雰囲気は中高一貫校の強みであろう。先輩後輩関係も高校2年生を「5年生」とすれば4年目に入る。この強みをぜひ活かしたいものだ。 練習では、昨日と同じ基礎練習を繰り返す。試合で使うためのポイント練習。めまぐるしく動く実際のゲームでは「とっさ」の判断で勝負が決まる。この反復練習で判断さえも瞬時に行うよう訓練する。条件反射で最適な選択ができるようインプットしていくイメージだ。もちろん、本当は高度な判断を要求しているのだが、傍目からは無意識で行っているように見えるようなそんな強い個を形成したい。実戦のゲームのほうが楽しい。しかし、そう思うと、今この時期の練習も楽しくて仕方がなく思えてくる。原石を磨くトレーニングだから。 |
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2008/5/27 (Tue) |
基本に立ち返る |
新チームの練習が今日からスタートした。はじめの一歩を踏み出した。新チームの体制も円滑に移行し、好スタートが切れたと満足している。ほとんどの選手がハンドボール歴4年目5年目になる選手ばかりでこれまでと違った環境下で練習できることに期待が膨らむ。ただ、練習メニューは基本に立ち返り、シュート・マンツーマンなど比較的地味な練習の反復だ。昨年から引き続く練習メニューや慣れからくるマンネリ感もあるかもしれないが、自分自身へのチャレンジで新境地を切り開いて欲しいと願っている。 有言実行のためには、練習が一番だ。 |
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2008/5/26 (Mon) |
新たな歴史の始まりの予感。 |
善は急げ!昨日の敗戦から一夜明け、今日早速ミーティングを行い、新チームの主将・副将・チームの目標設定を行った。これまでは、3年生の大きなチームに愛に支えられた新チームであるが、これからは甘えは許されない。未経験者だからといういいわけも通用しない、中学経験者が揃う滝中初代組みがいよいよ主力となる代がやってきた。その決意はもちろん自身にもむけられるものだ。高い目標を掲げた新チーム。戦いはすでに始まっている。覚悟を決めよ。勝負の1年が今始まる。 |
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