2008/10/2 (Thu) |
進んで持てば重荷も軽い、いやいや持てば半紙も重い |
いよいよ定期考査発表になった。部活動制限期間というよりも勉強専念期間といったことが、前向きに聞こえる。全てのことは主体的に取り組めば、感じ方も違う。
進んで持てば重荷も軽い、いやいや持てば半紙も重い
進んで進んで勉強するように。 |
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2008/10/1 (Wed) |
節目 |
10月になった。衣替えもあった。下校時間も5時30分になった。練習時間は1時間30分しかない。これまでのような意識では文字通り日が暮れる。練習の意図、効率化の意識をこれまで以上に高めていかなければなるまい。 明日からはテスト週間に入り10月の3連休も含め2週間の長い活動休止期間に入る。一つの節目として、これからは勉強に集中して欲しい。その集中力はハンドボールにも活きるのだから。 |
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2008/9/30 (Tue) |
観察力 |
朝から雨模様だが、午後から霧雨に変わった。例により今日もコート横幅が20m取れない「特設グランド」で基本練習に明け暮れた。コートが狭い分、考えなければならない条件も多い。ましてや今日は霧雨のためボールがすべるという悪条件だ。ハンドリングミスには目をつぶり、プレーとその奥にある考えをみる。ポストの位置取りやディフェンス隊形など、観察力がある選手はプレーの選択肢が増え、最適な選択をすることができる。反対に悪条件になると力任せや考えのないプレーはことごとく、ミスにつながっていく。観察する力、そして、判断する力は集団スポーツでは最大の武器になる。「ハンドボールをよく知っている。」といわれる選手は、そういう勘所をつかんでいるのだろう。プレーをよく観察してみよう。 |
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2008/9/29 (Mon) |
変えられるもの |
定期考査まであと3日。天気予報には傘マークが並ぶ。世の中には変えられるものと変えられないものがあり、天気は変えられないもので、考え方(解釈)はかえられるもの。時間にしてみれば明日明後日の2日間で3時間程度のちっぽけなものだが、それでも勝利に結びつくものに変えたい。ハンドボールの練習はできないかもしれないが心身を鍛えるためのトレーニングはできそう。明日も充実した1日になるよう祈る。 |
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2008/9/28 (Sun) |
スピードを落とす、力を緩める勇気 |
やはりエラーが気になる。目指すレベルを基準に考えれば、この技術のなさを謙虚に受け止めなければならないだろう。他チームに比べ、体格やスピードには恵まれているものの、ここ一番の「うまさ」にかける。厳しい試合でストレスの多い試合になると、力任せや視野の狭いプレーとなり、さらに厳しい試合展開になる。どうすれば、持てる潜在能力を引き出すことができるか。時には、スピードを落としたり、力を抜いたプレーをする勇気も必要かもしれない。緩慢なプレーではなく、幅を持たせるプレーだ。組織のバランス感覚やリズムをとるなど、6人(7人)で攻めている(守っている)という意識を持つことだ。 テスト週間まであと3日。勉強が自主的にできなければ、新人戦の結果も見える。自覚ある行動を。 |
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2008/9/27 (Sat) |
エラーを減らす、まずはマイナスを0に |
尾張大会からはや1週間が経とうとしているが、部員の思いは新人戦に切り替わった。勝負の世界では第1シードが勝てるという保証は何もないからだ。1戦1戦の積み重ねで頂点までたどり着き、さらにその先に進むにもたゆまぬ努力を欠かすことはできない。新人戦は、年明けに県大会がある。予選と県大会、それぞれに目標を立て、それに挑む。特に県大会では、楽な試合展開は期待できない。1点や一つのプレーで勝敗が分かれることは昨年の同大会で痛いほど経験したはずだ。同じことを繰り返さないためには、今、ふとした注意力不足などによるエラーを極力減らすことだ。勝負にいってのチャージやオーバーステップならまだ次もあろうが、イージーミスが多発してしまえばハンディを背負って勝負することになり、ひいては接戦をものにすることが不可能となる。誰もがミスをしようと思ってしているわけではないことは承知しているが、それでも、怠慢や注意力の散漫にみえてしまうプレーも少なくない。技術的な問題もあろう。しかし、その「基本中の基本」についてはチーム全体でもう少し意識を高めていかねばならないであろう。 まずは「勝負」できる土台作りが今は必要だ。その土台作りが実は永遠のテーマなのかも知れないのだが。 |
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2008/9/26 (Fri) |
有効な時間 |
朝から雨模様の金曜日。面談最終日で練習時間が通常よりは少し多く取れるため、「特設グランド」での練習を指示。特設グランドとは、グランドわきで3対3がかろうじてできるほどの大きさだ。夕方には太陽も照り始め、渇きも早くなる。面談が終わったのち、グランドにかけつけ、中学グランドをお借りしての半面練習に切り替える。それでも5時40分ごろには日が沈み、ボールを目で追うのも厳しくなる。粘って練習できたと思えば、今日も有効な練習時間になるであろう。それでも、毎日進歩していかなければならない。 |
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2008/9/25 (Thu) |
責任感が自分を伸ばす |
生徒面談日3日目。短縮授業の後、雲行きの怪しいグランドで練習を開始。教室の窓を開けていると、アスファルトから雨の匂いが3階の教室まで立ちこめ、不安な思いも抱くが、面談を終えグランドに駆けつけると、雨も一時的に上がり、下校時間まで練習することができた。 練習メニューは昨日に引き続き速攻中心。全体のバランス感覚と、個々の強い個性が求められる。高い運動能力をもっていても、そのチカラの使い方を間違えば得点を奪うことはできない。型にはまるだけでは応用力に欠ける。悔しいという気持ち、勝ちたいという気持ち、チームを勝たせようという思いは、そうした漫然とした状況を許さない。責任感は自分を伸ばし、チームを伸ばす。一人ひとりのプレーへの責任感をさらに高めよう。 |
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2008/9/24 (Wed) |
日ごろの練習 |
祝日があけ、今日も生徒面談が行われる。選手にとっては、短縮授業のため、いつもより多く練習できる機会に恵まれる。気がつけば9月もあと1週間。尾張選手権にむけて夏休み後半から「かけぬけてきた」だけに、時間の経つのがとても早く感じる。10月になれば、下校時間は5時30分に、そしてその1ヵ月後には早くも新人戦尾張予選が再び始まる。ナイター設備もなく、体育館練習も普段できない我がチームでは、いかに日ごろの練習で集中して練習効果を上げるかが、問われる。無駄にできる時間はない。勝つためには例年にはない集中力も必要とされるだろう。 |
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2008/9/23 (Tue) |
次への目標のほうが険しい |
一日の休息をはさみ、今日から活動再開。次なる目標に向かってひた走る。ハンド王国を名乗る県の壁は険しい。過去何度も何度もチャレンジし、そのたびにはねのけられてきた。しかし、現チームもその壁に挑もうとしている。当然ながら、これまでと同じことでは、偶然でも起きない限り、難しい。地道に力をつけ、実力でたぐりよせるしかない。その水準でものをみれば、まだまだ、課題は多い。指摘して頭でわかっただけでプレーが修正できるならば、机の上でハンドボールができるが、現実はそんなに甘くはない。頭でわかったことを実際にできるようにするためには、何度も何度も反復練習を繰り返すしかない。 気持の切り替えが必要だ。勝利の余韻に浸っている暇はすでにない。次へ次へむけて。 |
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2008/9/22 (Mon) |
未来を見据える力 |
大会から一夜明けたが、学校の日常は当たり前のようにやってくる。今日からは短縮授業ののち、生徒面談が中高で行われている。 担任として生徒と話す面談をすると、ふとわが身を振りかえる。中学時代、高校時代、大学時代など。その一瞬に一生懸命で、その積み重ねで現在があるような、漠然とした目標をおいかけていたような、人に誇れるようなものではなかったようなさまざまな思いだ。大きな野心を抱くもよし。環境に影響を受けながら自分のペースで決めるもよし。ただ、受験雑誌に書いてあるような、または、イエス・ノーだけで適性がわかるような安っぽい選択のマニュアルは、人生にはないような気がする。 教師はあくまで静観者。見違った道だけ正していけばあとは、やはり自分の力で人生を切り開くしかない。受け売りの言葉は嫌いだが、自分の力で生きる力がどんなフィールドに出ても結局は役に立つ気がする。授業中にも、ハンドボールコートにもその教材は転がっている。その力が未来を見据える力になる。 |
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2008/9/21 (Sun) |
歴史を変える。目標が見える。 |
準決勝 滝26(14-6,12-7)13津島東
先制点を取られるも、その後、取り返し一気に速攻で得点ラッシュ。10分で10-1とリードを奪う。前半終了間際に得点を奪われるも、後半立ち上がりで勢いを止めることなく5連取でセーフティーな点差に。最初に描いた思惑通りの試合展開で決勝に駒を進める。
決勝 滝22(9-6,13-4)10起工業
前半3分まで両チームが沈黙。3分に滝右サイドシュートで得点、その後、とってとられての攻防から13分に6−3と抜け出す。20分に2点連取され6−5と迫られるが滝左サイドシュートなどで前半9-6と3点差で折り返し。後半もセンターミドル、右サイドシュートでじわりじわりと突き放しにかかり、12分過ぎに17-8とリードを広げる。相手退場時にも加点し、後半13-4、合計22-10で、今大会初優勝を飾った。
今大会までは大会規定上3年生が出場でき、歴代一度もタイトルを手にしたことがない。高い目標を掲げる今チームでは、それをクリアすることを「目標を掲げる資格」と位置づけ、夏の練習にとりくんだ。練習量も歴代最高であったのではないかとふりかえる。8月後半の雨の影響で大会が3週間順延された。その間、文化祭もあり、気持ちの持続も課題であったが、軸をぶらすことなく、むしろ、その間に力をつけることができたように思う。2ヶ月前に前半リードしながら大逆転負けを思えば、この試合は、本当に成長の証を肌で感じることができるものであった。 ただ、これで目標が達成されたわけでは決してない。厳しい言い方をすれば、最終目標への「資格」を得たに過ぎない。さあ、誰彼はばかることなく目標を公言し、それを実行するのみ。まだまだ、歩み続けれければならないのだ。 |
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2008/9/20 (Sat) |
最大限の準備 |
いよいよ8月後半の雨により中断されていた尾張選手権の準決勝・決勝が明日に迫った。気まぐれな天気や学園祭など、ハンドボールに集中するには少し難しい日程であったが、できうる限りの最大限の準備は整ったように思う。 精神的にも身体的にもつらい日々もあった。しかし、それも明日、優勝するためのものだ。悔し涙を流した日もあったが、明日はうれし涙を流して欲しい。チーム結成からまだ半年もたっていない。しかし、この大会の優勝を上を目指すためぶちやぶらなければならない大きな壁と位置づけた。とにかく全員で優勝を取りに行こう。チーム全員の意志を統一しよう。 |
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2008/9/19 (Fri) |
声なきチームに未来なし |
文化祭の代休で学校は休み。あいにくの天候であったが、午後から室内で練習することができた。先週の3連休は思うように練習できなかったが、今日練習できたことで運も味方につけたと前向きにとらえる。 明日の順延も決まった。明後日に向けて、もう1日、練習に励む。「声なきチームに未来なし。」新聞のスポーツ欄でいつか見た言葉が、ふと脳裏をよぎる。勝ちたい意思を声という形に変えよう。それだけでぐっと勝利が近づく。 |
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2008/9/18 (Thu) |
準備のために |
体育祭後の平常授業。少し疲れた様子も垣間見える。しかし、くどいようだが、決戦までの日程は刻一刻と迫ってくる。台風13号の影響か週末は雨模様だ。今日も天気予報どおり雨が降った。練習場所に頭を悩ます雨天練習だが、ランニングコースで軽めの調整であがった。準決勝・決勝の2試合を戦い抜くための準備のためだ。今は、休養もチカラに変わる。全てはチームの勝利のために。家での生活にも自覚を求める。 |
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2008/9/17 (Wed) |
自ら課題を設定する |
体育祭が終わり、今年度の滝学園学園祭(長月祭)も幕を閉じた。今年は例年とは異なり、順延による大会期間中に実施された。モチベーションの持続が最大の課題であったが、選手の勝利への思いは日に日に増していったように思う。次は、台風の襲来が懸念され一難去ってまた一難である。しかし、これも精神を鍛える良いトレーニングになる。ここで結果を残してこそ真の実力となる。結果を残すには日々の積み重ねが何より重要。惰性ではなく、日々、自分でテーマ(課題)を設定し、それを克服することを目指そう。明日は天気は練習には厳しい模様。どんな練習でも力に変えられるよう試されているようだ。 |
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2008/9/16 (Tue) |
勝ちたいだけでは |
文化祭の代休日であったが、休みを返上し練習をする。全ては今大会で優勝するために。 勝ちたいという思いだけでは足りない。今や、チームを勝たせたいという責任感・使命感が必要だ。私心を捨て、全てのものが優勝につながるように行動しなければならない。チーム全員が今一度「チームのために」という思いを再認識しよう。絶対に優勝する。強い決意で週末を迎えよう。 |
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2008/9/15 (Mon) |
今こそ信念 |
文化祭2日目。朝からどんよりとした雲行きであったが、何とか文化祭中は持ちこたえてくれた。片付け時間に入るとポツリポツリと雨が。練習をやってやれなくもない微妙な天気だが、無理をせず休養日とした。明日以降の連絡をしようと選手を教室に集合させるが全員集めるのには数分かかった。片付けに追われていたためであった。 なかなか、気持ちを持続させるのは難しいかもしれない。いつもと違う生活にある種の虚脱感も漂う。しかし、今こそ勝利への執念を燃やすときだ。そう試されているチャンスだと思う。移ろいゆく「自分」のなかで、我が道を突き進むのが「信念」に変わる。 |
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2008/9/14 (Sun) |
勢いのチカラ |
文化祭が開幕した。1年に1度のお祭り。選手も朝から少し解放感に満ち溢れる。お祭りのあとには、わずかばかりの練習。ライバル校はすでに豊富な時間の中での最終調整に入っていることであろうが、与えられた環境で準備を進めていくことは、この大会に限った話ではない。戦うべきは己自身なのだから。 先週に引き続き、わずかな時間選手とともにコートにたつ。先週のときとは打って変わって、今日は「勢い」が感じられた。文化祭も日ごろのパワーを発散させる。そのパワーもいただき、勢いに変える。波に乗る。勢いに乗る。それもチームの力になるだろう。 |
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2008/9/13 (Sat) |
夢を追え |
明日から始まる文化祭のため、部員も朝からクラスの企画の準備にいそしむ。午後から少しだけ時間を拝借してチーム練習をグランドで行った。午前中の雲は昼にはなくなり、残暑の厳しい秋空の下でであった。 大会(決戦)を1週間後に控え、試合へ準備の気持の作り方も難しい。周りは文化祭で「お祭りムード」であるが、こういう時にこそ「キリカエ力」が問われる。ミスした後のプレーも同じ。 どんな状況であろうと、今大会は初の頂点を目指すと決意した。夢を失ってはいけない。
夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、 実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。 (吉田松陰) |
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2008/9/12 (Fri) |
相乗効果 |
冬を越すために南に向かえ雁がV字型編隊を組んで飛んでいく理由。 ・編隊で飛ぶと、単独で飛ぶよりも71%も遠くまで行ける。雁が羽ばたくときに後続の鳥に上昇気流を作り出す。 ・先頭の雁は疲れるとV字編隊の後尾に回り、別の雁と先頭を交代する。 ・後ろの雁はガーガー鳴いて、前の雁を励ます。 ・編隊から脱落しそうになっても、一羽で飛ぶと抵抗が大きいので、すぐに群れに返る。 ・群の一羽が病気や怪我で編隊から脱落すると、二羽の雁が援助と保護のために付き添って地上に降りる。この二羽は脱落して雁が回復するか死ぬまで付き添い、その後新しい群に加わるか、独自の編隊を作って元のグループに追いつく。
厳しい自然の中の“チームワーク”。広い心と思いやりが相乗効果を生む。V字飛行で目的地までたどり着きたい。 |
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2008/9/11 (Thu) |
リスクのない人生が最大のリスク |
文化祭の準備も大詰めを迎えている。がしかし、大会日程も刻一刻と迫り、チームの仕上げのペースもさらに上げていかなければならない。 打たないシュートは絶対に入らない。のは当たり前の話。しかし、打ったシュートが入ってくれる保証もない。試合展開や状況を考えながら、自分のプレーを組み立てる。局面が目まぐるしく変わり、虎視眈々と勝利をさらう相手チームを前にして、無難にこなそうとするその思想がすでに後退を生む。「リスクのない人生が最大のリスク」。とある本で読んで、なぜか心に強烈に印象付けられた言葉。組織を打ち壊す個人技も時には組織を救うことがあるかもしれない。もっともっと自分を出せ。リスクを負う責任感も勝利に近づく。 |
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2008/9/10 (Wed) |
決意を固める |
全員は揃わなかったが、2年生を中心に通常練習。人数が少ない分、集中して声だしからプレーまで責任感を持って行えたと思う。ポイントの「集中力」という点では、意識すればすぐにミスがなくなるというほど簡単にことは進まないが、「意識」を示す行動は見られるようになった。 練習の最後は「ご愛嬌」で選手に混じって練習参加。選手間の実力が紙一重であることが肌で感じられる。その差はアイデアと正確なプレーのように思う。 大会の新日程がFAXで届いた。いよいよ、戦いが再開される。今一度決意を固める。 |
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2008/9/9 (Tue) |
考え方一つ |
教科や授業数などの都合もあり、毎年受験生の高校3年生の授業を担当している。夏が終わり秋口にさしかかり、受験が迫るにつれ、勉強への取り組みも当然変わってくる。目の前にゴールが近づいてくるためだ。勉強を「やらされている」うちは、やれば身に付かないことはないが、当然効率は悪い。ところが、自ら進んで勉強を「する」ようになると、集中力も増し、その分、やることが明確となり、中には「時間が足りない」と気づく生徒もでてくる。授業は同じ65分でも、学年のよって差がうまれるのはこのためであろう。勉強に限らず、部活でも仕事でも恋愛でもすべてが同じことだ。すなわち、受け身で取り組むか主体的に取り組むか。物事を主体的に取り組めば、何でも楽しい。掃除も家の手伝いも。 メンタルの話をすると、抽象的に話になって、「精神論」「根性論」と取られがちだが、そうではない。考え方一つで、ゲームも一つのプレーも楽しくなる。そう、主体的に取り組めば。ミスを減らすのも考え方一つ。勝利間近なチームにおいて、考えないハンドボールはありえない。 |
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2008/9/8 (Mon) |
過程重視 |
6限HRの時間には一斉に文化祭準備が始まった。机を移動させ、作業に取り掛かる。下校時間前に教室を見に行くと、机は整然と並んでいた。この過程のなかで、多くのことを学んでいく。その積み重ねで人は成長の実感を得ていくと思う。 試合に勝ちたいとはどれもが願う。しかし、勝つためには何をすべきか?というプロセス(過程)が大切だ。心が変われば態度が変わり、態度が変われば習慣が変わるという。勝つための習慣を身につけるためには、態度を変え、心を変えていかねばならない。 結果が全ての過程重視。矛盾しているようだが、両立しうる。結果を受け入れる潔さと、結果を求める惜しみない努力が出来る心をこういう1日に養って欲しい。 |
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2008/9/7 (Sun) |
チームワーク |
文化祭準備期間に入った日曜日。学校は朝から賑わいをみせる。そんななか、今日もわずかな時間だが練習。日々の切磋琢磨のおかげか今年のチームは選手の力が拮抗している。どんぐりの何とやらともいえるが、良いようにとらえれば選手層が厚いともいえる。実業団や本場ヨーロッパでは、ベンチ入りメンバーが入れ替わり立ちかわりコートにたつ戦術が行われているようだが、練習時間に制約がある高校チームではリスクも伴う。しかし、現チームでは誰が出てもチーム力は落ちない。そして、さらにチーム力の向上、多様なメンバーのコンビネーション、化学反応を求めるならば、その礎になるのは、チームの信頼感になるであろう。 大会日程が未だ定まらない難しいコンディションだが、いつあってもいいように準備は続ける。ぶれない信念も勝利には不可欠だ。 |
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2008/9/6 (Sat) |
絶対に決めなければならないプレーをつくる |
これまでは少しのミスにも目をつぶり、技術の習得のため、積極的なプレーを目指してきた。その方針を変えるつもりはない。こじんまりまとまるよりもスケールの大きなチームになってほしいと願っているからだ。しかし、こと勝負事、勝敗を決する場面では、ミスが致命傷になることがある。練習試合や紅白戦などゲーム形式の練習で、ここ一番、点が欲しいときに限ってプレッシャーからかミスで終わることもある。成長のためのミスも必要だが、確実に1点をもぎ取る堅実性もこれからは求めていきたい。ここ一番に集中力をもってしてもミスは出るもの。それでも練習から意識して行うことで、接戦に強いチームに成長していきたい。勝ちたい意志をプレーで表すためには、やはり人間性(責任感や使命感)が問われるような気がする。 |
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2008/9/5 (Fri) |
ゲーム展開 |
今日からはじまった文化祭準備期間。例年は新人戦までの時間を考えて文化祭との両立をはかってきたが、今年は大会期間中だけに練習に力を傾けなければならない。それでも、時間はいつもより少なくなり、また、全員集まらないこともあるのだが、「優勝」するための練習を自分たちで作り上げていかなければならないであろう。 個人の力は夏の練習の成果が少しずつ表れてきているように思う。その個人の力を試合で勝つためにどう生かしていくかが、必要になる。同じミスでも試合の序盤に出すミス、勝敗が決したあとのミスでは重みが異なる。もちろん、気の抜けたプレーを奨励しているわけではないが、試合展開や流れの引き寄せ方が分かれば、もう少し、自分の力が存分に発揮できると思う。分かっちゃいるけどなかなかできないのがスポーツ。ならば練習するしかあるまい。時間を有効に。 |
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2008/9/4 (Thu) |
思いを持ち続けること |
ようやくテストが終了し、途中となっている大会(尾張選手権)に向けての練習を再開した。今日も練習開始時間直前に局地的な雨に見舞われ、グランド使用は絶望視された。インターネットによる雨雲の情報をみると、にわか雨であることがわかり、待つこと1時間、ランニングや整備をかねて、少し湿り気の残るグランドで何とか練習にこぎつけた。 人間とは忘れやすい生き物で、いいこともそして悪いことも時間の経過とともに頭の中から離れていく。しかし、今回の目標は決して忘れてはならない大事なものだ。そのことを確認する意味でも今日の「執念の練習」は意義深いものとなったことであろう。やらねばならないことが多い今、思いを持ち続けることも戦いの1つだ。 |
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2008/9/3 (Wed) |
一息ついて |
深夜、大雨に見舞われて目が覚めた。雨はそのまま降り続き、尾張西部地方に大雨洪水警報が発令されたため、8時30分に休校となった。遠隔地から通う我が校の規則ゆえ、誰を恨むこともできないが、練習開始日が1日延びてしまった。 今日は、生徒にとってはじっくり勉強に取り組み、体を休める休養日。一息ついて明日からまた、優勝に向けて走り始める。 |
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2008/9/2 (Tue) |
希望を語る |
新学期が始まり、6学年すべてが休み明けテストを受ける。この夏の成果はいかに。テスト後には、問題の批評があちらこちらで始まるのもテスト後の風景だ。
努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。(井上靖)
不満が多くなっていませんか。希望を語らいあいましょう。自分に言い聞かせながら。 |
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2008/9/1 (Mon) |
新学期 |
残暑厳しいグランドで2学期の始業式が行われた。全校生徒の前で行われる表彰式に「優勝」の賞状がハンドボール部に届かなかったのは、大会が順延されているからと思いたい。節目の行事だが、われわれはまだ文字通り戦いの真っ只中にある。優勝の2文字を追いかけて、日常生活から律していかねばならない。夏休み明けのテストも「チーム」で取り組んできた。その成果を発揮して欲しい。情熱を今日は机上で燃やせ。戦いまで休んでいる暇はない。 |
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2008/8/31 (Sun) |
夏が終わる |
夏休みが今日で終わった。長いようで短かった40日。充実した日々を過ごせたと思う。すぐに結果を求めてしまうが、努力を結果に変えるには更なる努力と時間が必要だ。これからの「日常」のなかでの生活でさらなるチーム力アップを図りたい。大会途中の尾張選手権を含め、これから尾張では負けないチームに成長しよう。 |
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2008/8/27 (Wed) |
最後の追い込み |
本来なら大会も終わり、しばし宿題と格闘する時期になるのだが、中学生、高1外進生高3生の特別授業もあり、午前中チームで勉強会ののち午後からグランドで練習をした。休日を返上して勉強&練習をする目的は、もちろん優勝するためだ。この夏を振り返ると「ハンドボール」に明け暮れた夏だった。楽しい思い出はないかもしれない。しかし、一途にハンドボールに費やした時間は決して無駄にはならないと信じている。何年か後にも、あの夏のおかげで、といえる充実した夏に。 |
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2008/8/26 (Tue) |
持続する力 |
滝33(12−5,21−5)10 新川
前半少しミスでペースに乗れない時間があったが、後半取り戻し練習の成果を出すことができた。まだまだ課題が多いことは、選手が一番自覚している。 さあ、ここで水入りとなる。期日そのものも決まっていない大会日程のなかで、凶と出るか吉と出るかは選手の心がけ次第。われわれにとって時間は「味方」のはず。勝利への執念を持続して、夏の成果を結果でしめそう。 |
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2008/8/25 (Mon) |
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滝30(12−2,18−7)9一宮興道
雨天順延でなおかつ当日も少雨のため、試合への心の準備にも気を使う難しい大会初めとなったが、冷静にプレーをできた。今大会の試合日程の延期も決まり、約1ヶ月大会期間が続くことになった。今こそ、勝利(優勝)への執念が試されるときでもある。 明日の試合も気魄のこもったプレーを。優勝まで突き進むために。 |
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2008/8/24 (Sun) |
さらに順延 |
またまた、大会が順延された。天候ゆえに誰を恨むでもなく、ただただお天道様に従うのみ。気持ちの持続が試される。 夏休み最後のこの雨に精神力を鍛えさせていただいている。忍耐力、判断力、いろいろと勉強になる夏の終わりである。 |
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2008/8/23 (Sat) |
雨天順延 |
予報どおりの雨のとなった。大会は1日順延された。唯一のグランドでの大会が順延されるのは皮肉だが、これからも何か学ぶ貪欲さが欲しい。たとえば、豪雨や台風で順延されるとき、気持ちの持続の練習となる。選手負傷退場のときの「間」。ときに、これで流れが変わるときがある。その際に気持ちの持久力も必要だ。 明日も天気は微妙だ。気持ちを作り、どんな状況でもどんな環境でも自分たちのハンドボールができる強さを持とう。 |
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2008/8/22 (Fri) |
フォア ザ チーム |
大会前日練習。新しい仲間(中3生)も7名が参加してくれた。頼もしい限りだ。雰囲気がいい。夏の練習の間に、少しずつ精神面での連帯感、絆が深まったようだ。敵は敵。敵は我にあり。チームメイトは仲間。助言と叱責は異なる。味方の中に敵を作らず。一人のシュートはみんなのシュート。ゴールはみんなのゴール。すべてのプレーはチームのために。そのことを忘れず、大会を迎える。 |
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2008/8/21 (Thu) |
なにくそ魂 |
スポーツはケンカではない。しかし、勝ち負けに関しては己の魂をかけた戦いが必要になる。勝負どころでのぞいた「なにくそ」魂を、いかにプレーに変えていくか。ラフなプレーやリスキーなプレーをしろといっているのではない。より正確なより集中したプレーを、そして泥臭くてもチームのために大事な1点をもぎとり、とめるようなプレーを求めているのである。そういうプレーの礎になるのはチームの信頼感だ。勝つチームを作り上げるのは、ベンチや監督ではない。自分たち自身だ。 |
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2008/8/20 (Wed) |
観察眼 |
大会前の大切な時期、実践的な練習で最後の調整。どの大会も目標に向かって戦うのだが、今回はその思いも強い。他校が3年生の残るこの大会で優勝してこそ、チームの長期的目標に挑戦できる資格があると考えるからだ。限られた時間、決められた日程の中で選手の故障や怪我などのアクシデントを乗り越えてでも、という条件が伴う。 普段何気に試合を見ている選手、よく観察して相手チームのプレーや自チームのプレーを見ている選手。同じ時間を過ごしていても身につけようとするものが違えば、結果も異なってくるのは当然である。頭を働かさないスポーツはない。もっともっと状況を観察すること。24名全員が1試合、1ハーフで成長できるように。 |
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2008/8/19 (Tue) |
嵐 |
今日は嵐にたたられて練習できなかった。それにしても稲光と轟音はすさまじかった。あれほどの自然の力を見せつけられては、たじろぐしかなかった。 あのような強さが滝高ハンドボールにも欲しい。他を圧倒する強さが。成長段階にある我がチームは立ち上がりにもたつくことが少なくない。試合運びもまだまだだ。今日の嵐のような、怒涛のような得点力、破壊力を生み出すには、日々の練習しかあるまい。1日休養をはさみ、また、明日からひた走る。 |
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2008/8/18 (Mon) |
新風 |
夏休み後半の特別授業が始まった。午前中の授業ののちのグランド練習。今日は、今夏引退したばかりの中学3年生が3名練習に参加してくれた。新しい風に刺激され、高校生も引き締まる思いだ。互いに切磋琢磨してチーム力をレベルアップさせたい。 チームの競争も激しくなってきた。どんな状況でも今夏優勝を勝ち取りたい。学年・ポジション・正選手・控え、すべての違いを乗り越えて全員で勝ちに行く意識を高めよう。 |
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2008/8/17 (Sun) |
スーパーでは売っていない |
明日から後期の特別授業が始まる。学校の「お盆休み」は今日までだが、大会に向けてまだまだ閑散とした学校で練習した。 北京オリンピック金メダリストにまつわる新聞記事の引用。「4歳で初めて試合に出て負けた。優勝した子がもらった金メダルを見て『私もあれが欲しい』とねだった父は『あのメダルはスーパーでは売ってないんだ。練習しないともらえない。』と言った。」 われわれの目指す優勝カップもスーパーでは売っていない。練習しないともらえないかけがえのないものだ |
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2008/8/16 (Sat) |
栄光への道 |
お盆休みもあけ、8月23日から開幕する尾張選手権にむけての練習を再開した。今大会は上位大会もなく、また唯一グランドで開催される大会だ。しかし、愛知県選手権後、今大会に照準を絞り、優勝カップを狙いに行く。条件はどのチームも同じ中でチームのカップに向かう精神力や執念も問われるような気がする。1年後の大きな栄光を手に入れるためには、今大会でもその力が我々にあることを証明せねばなるまい。月曜日からは後期の特別授業が始まるが、限られた条件の中で最善を尽くさねば栄光は手に入らないであろう。栄光への道は自ら切り開くしかない。すなわち、己との戦い。闘志がみなぎる。 |
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2008/8/12 (Tue) |
勝利へ近づくために |
お盆休みに入る。勝利への執念はいくつになってもおとろえることがなく、むしろその闘志は年齢を重ねることに強くなっていく。日常の平日には練習時間の制約があり、このような性格が災いして「休む」ことには、「勇気」がいる。現在甲子園を勝ち進んでいる慶応義塾高校野球部上田監督も同様の思いを持ちつつしっかり休み、監督自身も読書をしたり映画を見たりとリフレッシュにつとめていたと以前拝読した著書にあった。24時間も平等だが、365日も平等に与えられている時間。まだまだ人間的に未熟なわれに己を見返す時間を与えてもらったととらえる。家族に感謝の思いを伝えつつ、しばしの休息を過ごす。 |
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2008/8/11 (Mon) |
有言実行 |
恒例となった夏のOB会。平日のため、社会人となった世代には申し訳ない日程となってしまったが、各代多くの参加者があり、うれしい限りだ。自ら作った部で思いもあり、OBは自分にとっての財産そのもの。あの暑い夏の草刈から早10年がたつ。もはや自分のものではなく築き上げた歴代部員のものでもある。 最後の挨拶で主将が、現チームのチームの目標を公言した。10代目の年、そして滝中創部組の主役となる年、節目の年。目標達成も夢ではない思いだ。 明日からはしばらくお盆休みに入る。勝利に向かう「休み」にして欲しい。 |
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2008/8/10 (Sun) |
一日一勝 |
長い夏休みの中で、目標に向かってハンドボールに取り組む。いい時があれば悪い時もある。好きなことを追いかけていても、嫌気がさしたり思うようにいかないことも出てくる。幼き頃のTVコマーシャルの格言ではないが、「一日一善」ならぬ、「一日一勝」を心がけたい。どんな些細なことでもよい。自分に課題を設定し、それをクリアするよう挑戦していく。相手の戦い、自分との戦い。どんな勝利であれ勝ち星が続けば、人間はうれしい気持ちになっていく。明日はどんな「勝利」が待っているのか。毎日が楽しくなる。 |
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2008/8/9 (Sat) |
目に見えないものの力 |
現状では理解してプレーできるようにするため理論や理屈を追求することを要求しているが、それは考えずにプレーすることを戒めるためである。決してチームワークを乱すためのものではない。勝ちたい思いを表に現せというが、自分の思いだけを気ままにのべろと言っているわけではない。その場の状況やタイミングで叱責するときや励ます時がある。ベンチを含め滝高校ハンドボール部の中に敵を作ってはならない。 チームワーク。言い古された言葉だが、現在のチームには一番大切にしなければならない新鮮な言葉に聞こえる。相手を思いやる気持ち、言葉をかけるタイミングも「チームの勝利」を基準に考えよ。 |
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2008/8/8 (Fri) |
今、ここ |
50分の試合。流れがあるとき、ないとき。さまざまな状況がある。「ながれ」という目には見えない要素を引き寄せることも実力のうちだ。しかし、便利な言葉でもある流れで失敗をも隠してしまえば進歩は生まれない。 大差で勝つ試合、負ける試合、接戦の試合。すべては1つのプレーの積み重ねで成り立つ。点数が追い風となるときもあれば、点数が自分を苦しめることもある。追い風となる点数は利用すればよいのだが、逆風となる向かい風のときは、むしろ1つのプレーを丁寧に考えていくほうがよい。失敗を憂いても取り返しはできない。先のことを心配しても始まらない。今、ここのプレーを考えるべし。心のコントロールは意外と「今、ここ」で出来るのかもしれない。 |
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2008/8/7 (Thu) |
意味のないものはない |
大学オープンキャンパス参加のため、全員がそろわない中、午前中勉強会、午後練習の「夏の日常」を挙行した。勉強会も「慣れ」の要素もあり、途中まぶたが重くなっていた選手も集中力を持続できるようになってきた。 人数が少ない中での練習。しかし、狙いを定めれば、どんな練習も意味あるものとなる。ゲームの本質、チャレンジ精神、約束事の確認、などなど。40m×20mの限られた世界から無限の世界が広がる。幸も不幸も意味のないものはない。自分の意識で世界を変えよ。 |
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2008/8/6 (Wed) |
戦うための知恵 |
めまぐるしく変化する状況で、瞬時の判断が求められるハンドボール。ルールやチームの約束事、相手選手の特徴をつかむ知識といくつかの選択肢からより最適なものを選ぶ知恵が求められる。先天的な能力に恵まれて何も考えなくても得点をとれてしまう選手は確かにいる。しかし、スピードやパワーには限度があるし、青天井に伸ばしていけるわけではない。やはり、究極の勝負で勝敗を分けるのは、知恵と少なからずの運だ。われわれは自分も含めてもっともっとハンドボールを勉強しなければならない。上を目指す必要条件だ。 |
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2008/8/5 (Tue) |
調整力 |
午前中のみんなの力を借りての勉強会も板についてきた。それでもまだ、膨大な量の宿題は終わらないようだ。ようやく半分が過ぎようとしているが、規則正しい生活と勉強の習慣化が実行できれば、2学期以降、結果も伴ってくると確信している。スポーツと同じで勉強もすぐには結果がでないが、じわりじわりと実力がついてくる。何より、チームで共有する時間を大切にしたい。 午後からは、「約束事」の確認。個人の力を引き出すためには、引き出させる意図のある調整する力が必要となる。「目的」は点を取ること。約束事は「手段」でしかない。柔軟な発想が求められる。 |
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2008/8/4 (Mon) |
エンジョイ ハンドボール |
高校生は休養日。中学生・高校外新生・高校3年生は今日まで特別授業が行われた。午後から中学の練習に参加した。まだ4日前に激戦を終えたばかりの3年生との「記念試合」。引退後も意識は高く、はやく高校チームに溶け込むことを望むばかりだ。受け入れ態勢はばっちり。夏休み後期の特別授業中からでも3号球になれて欲しい。 フレッシュな1・2年生ともゲームをする。2年生と1年生の1年の差は技術的にも体力的にも体格的にも大きい。前向きな姿勢で先輩を追い越すつもりでがんばって欲しい。1年生はルールを覚えるところからはじめよう。 人生初得点を決めた中学1年生の笑顔が忘れられない。その瞬間のその笑顔を、忘れずに高校3年生までの6年間、ハンドボールを愛して欲しい。 |
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2008/8/3 (Sun) |
悪条件でも考える力 |
暑い夏が続く。日曜日だが、規則正しい生活を維持するため、午前中勉強会、午後練習の日程。こう暑いと集中力も欠けるが、午前中もチームの力で鉛筆と頭を動かす。 午後も暑さは続く。立っているだけでTシャツがべとつくなか、選手はコートを駆け回る。どんな条件でも、最後まで「思考」をやめないことを要求する。夏の尾張大会はグランドで実施され、準決勝・決勝と最終日は2試合あるからだ。この夏の「優勝」は、チームの行方を左右する。絶対に取りに行く。 |
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2008/8/2 (Sat) |
応用力 |
県選手権最終日。結果も気になるところだが、補習の合間をぬって自チームの練習。OBも数名参加してくれ、いつもと指向を変え、OBの技術指導の時間をとった。高校・大学を問わずチームにはチームの約束事があり、その中でチーム事情の中で最大の力が発揮できるようにチーム作りが進められる。現在の滝は、攻撃にマンネリ傾向があらわれ少し壁にぶち当たっている。今日の「約束事」は手段の一つだが、アイテムを増やす上では欠かせないものだ。今までの方針を変えるものではない。1つのアイテムとしてしっかりと身につけ、自分のものにして欲しい。 目的は「チームの勝利」。ここにいたるまでにはたくさんの手段がある。自分たちで試行錯誤して最もしっくりとくるものを、自分たちで探し当てることも必要だ。さまざまな状況を読み取り、応用していく力を身につけていこう。 |
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2008/8/1 (Fri) |
自分を信じる |
愛知県選手権2日目。昨日の会場で朝から最終試合まで観戦する。2日目に登場するチーム、勝ち進むチーム、負けて悔し涙を流すチーム。さまざまな思いが自分の脳裏によぎる。しかし、周囲に振り回されてはならない。自分たちの目標を見失ってはいけない。他者への感情よりも自分の内面に目を向けよう。自分を信じるとは難しい。しかし、信じて前に進むしか道は開けない。 |
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2008/7/31 (Thu) |
1点へのこだわり |
滝14(4−15,10−10)25桜台
今大会の第1シードに前半で勝負を決められる試合となった。まだまだ力が足りない。後半はよく踏ん張った。一縷の望みをつなぐハーフであった。 ミスというと、パスミス、キャッチミス、オーバーステップなどのターンオーバーで相手ボールになることを思い起こすが、1点取れるプレーでパスを止める判断ミス、守るべきプレーを相手に取られてしまうミスなども「ミス」に含まれる。点をとるスポーツであり、また相手のある相対的スポーツであるのであれば、もっと厳しく1点の取り方にこだわり、1点の抑え方を追求しなければいけない。ぼやけてあいまいにしている部分をもっともっとこだわり明確にしていかなければいけない。明確な筋道があっても、ハンドボールを机上で行わない以上ミスはでる。それは練習でカバーすればよい。まずは1点への明確な筋道を全員が頭の中に浸透させ、または、想像できるようにしよう。僕たちが目指す世界は、パワーだけ、スピードだけで通用する世界ではないようだ。(もちろん、パワーとスピードも大切だが) |
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2008/7/30 (Wed) |
恐れるものは何もない強み |
愛知県選手権前日を迎えた。特に変わったこともなく午前中特別授業のあと、午後からのグランド練習で最後の調整。予選では苦杯をなめたが、県大会では恐れることは何もない。非常にのびのびと練習にも取り組んだ。準備は万全とはいえないが、新チームの故のこと。勝利を目指してがむしゃらに立ち向かえばいいだけの話だ。気負う必要のない分、プレーに集中。勝利への活路はそこから開ける予感がする。 |
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2008/7/29 (Tue) |
失敗して失敗して失敗して覚える |
昨日の雨の影響か、いつもより涼しく感じる特別授業のあとの午後の練習。休養のせいか動きも軽やかだったように思う。ハンドボールに限らず技術を習得するためには、何度も何度もチャレンジして失敗を重ねていかねばならない。自転車の運転と同様に一度乗れてしまえば、その技術は何度も繰り返し使えることができる。ただ、スポーツは自転車とは違い、たくさんの「乗り方」を覚えたほうが勝ちだ。いわゆるひきだしやカードやアイテムというもの。武器が多ければ多いほど相手より優位に立つことができる。その武器を増やすためにはやはり練習で失敗を繰り返すことが大切。失敗はチャンス。どんどん積極的な失敗をしよう。 チーム運営も同じ。生徒も教師も人間だもの。失敗はある。次が大切。 |
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2008/7/28 (Mon) |
一人の時間 |
午前中の特別授業の最中に雲行きが怪しくなり、轟音とともに豪雨がグランドにふりそそいだ。天気図や雲の動きを可能なかぎり調べ、雨よ降るなと願っているのだが、今日ばかりは選手も雨を願ったものもいるのだろう。猛暑の中の練習も連日になり、顔に現れる疲労感から、今日はまさに恵みの雨になったようだ。もちろん、選手のコンディショニングも考慮して最適な状態で試合に臨むのは当然のこと。この休日が吉と出て、県大会でのベストコンディションで臨めることを期待する。 一人の時間も有効だ。ボーとすることも時には力になるであろう。技術以外の勝利に必要なエネルギーも蓄えれば本番で爆発する。あと2日。次は技術に習得にエネルギーを使おう。 |
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2008/7/27 (Sun) |
“せめる”ハンド |
暑い日が続く。疲労も蓄積してくる。全知全能の神でない以上、思いどおりにならないのが人間だ。自分が追い込まれたとき、2通りの行動がある。すべてを他人のせいにして、他者を「攻める」もの。社会への逆恨みもその1つかもしれない。そして、もう一つは、自分を「責める」もの。この場合の責めるは自己批難というものではなく、自己の内面を責める内省という意味だ。己との戦いに勝つこと。己に負けては絶対に相手には勝てない。己に打ち克つ精神力を鍛える正念場、今。 |
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